私の場合、物語が見えてくる順序は 『時系列になっていない』 ことの方が多い。
今回も例に漏れず、塹壕の場面に続いて見えてきたのは、いきなりの銀世界。
夏に見せた笑顔は消え、別人のような青年の表情が見えた。
ーー白い肌は青ざめ、震えている・・
恐怖をも凌駕するほどの寒さ・・極寒の地で、青年は部隊と共に駆けていた。
体型に合うサイズが無かったのか、青年のコートは、まるで女性が男性用の上着を
借り着でもしたかのようにぶかぶかだった。
だが、コート1枚では全く寒さを凌げていないようで、ぶるぶると震えている。
胸の前に銃を構えた格好のまま、仲間と共に何処か(敵の下?)に向かう青年ーー
足がもつれ、前のめりに倒れ込むーー
だが、その両手には、手袋さえなかった・・・・
この場面は、多分青年の最後の戦闘となる地であろうと思われる。
そして映像は時間を遡り、この物語をブログに載せようと思い立つ切っ掛けとなった、
ある印象的な場面へと切り替わる・・・
