霊能ーーという言葉は好かないので、できれば使いたくないが、今回のような内容では
使わざるを得ないだろう。
何故好かないかというと、そもそも言葉の響きが おどろおどろしい・・!
霊は 幽霊の霊 ユーレイ を連想させるもので、幽霊自体、まがまがしいイメージがある。
ーー脱線するが、幽霊が禍々しいかどうかを決めてきたのは、歴史ーー歌舞伎とか、創作本
とか、現代で言う当時のメディア、娯楽であって、とにかくそういった物を 売る もしくは客を
呼ぶために、興味を引くような嘘や虚言で固め、あたかも真実のように宣伝?してきたことが
大きいと思っている。
現代でも、心霊写真や、最近では動画に映った動く幽霊等、嘘をまことしやかに伝えるための、
時代に見合った媒体が次から次へと登場しているーー
ーーかといって、全てが嘘だと思ってはいない。
心霊スポットへ無理やりタレントを向かわせる、なども無謀な話だとも思っている。
いずれにせよ、人の耳目を引くには 恐怖を煽る のがイチバンであり、それがテレビや雑誌
にとって、生きる糧を得る最良の方法だからだろう。
ところで、断っておきたいのは、ここに書いていくのはコダイ個人の見解であって真実かどうかは
別である。
というのも、シロウトであり、このような世界に無知な私は、何が真実かを知らない。
なので、それを知りたいと思いいろいろ調べてみれば、霊能者と思われる方々にも、夫々微妙な
見解の相違があってーー勿論、統一された見解の方が多いようには思うがーー
私自身に、しっくりこないものがあったりしたこともあって、他の方はともかく、私のように大した
能力も無い人間の独り言は、疑って読んでほしいと願っているのでーー
謂われなくても疑ってますって?・・結構です![]()
しっくりこない件、について、一例を挙げたいーー
とあるブログを覗いた時のことだ。
職業として霊能相談活動をされている方で、神さまをきちんと崇めているし、内容もとてもしっかり
していた。
ただ
低級霊
という言葉が使われており、それが気になった。
守護霊などを 高級霊 と呼び、比較して 低級霊 と呼ぶようだが・・それは、地縛霊など、
何らかの理由で、この世に未練を残してさ迷っている霊を意味していた。
以前はなんとも思わなかったが、今はちょっと違う。
さ迷える魂であっても、亡くなる前は、我々と同じ 限りある命を授かった人間だったのだと考え
れば、そんな蔑むような表現は如何なものかとーー
もし自分も死後、何らかの理由でさ迷うことになってしまった場合、そんなふうに呼ばれたら、
嫌だなぁ~とか・・・
