前世の背景を検証していく時、視えてきた情報が歴史的事実と重ね合わせて、ほぼ一致するならば、私の中では 成功? したことにしている。
今回のように、具体的なキーワードをもらった場合、その全ての単語が、共通するひとつの時代や場所、またはイベントを表していなければ意味がない。
ひとつひとつが、関連性を持って初めて、集約された一つの答えとなるーーー
今回の物語まとめ
対象者:主治医の先生(女性)=前世では清時代の女性
出会ったカザフスタン人の女性=前世ではフランス軍人 男性
前世での2人の関係は 恋人同士
1856年から1860年の間に起こった 第二次アヘン戦争(アロー戦争)中、いずれかの時に2人は出会った。
戦争終結後、清に戻って女性に求婚したフランス軍人。
父親の許可を得ることなく、駆け落ちを決意した2人は、揃って男性の母国と思われる地に赴き、そこで生涯を終える。
キーワード:アヘン戦争+ナポレオン+フランス
ナポレオン三世(在位:1852年 - 1870年)が、英国の要請により、
第二次アヘン戦争にフランス軍を派遣する
先生が、カザフスタンの女性と出会った後、後を追うようにして彼女の母国に行ったのは、前世での絆ーー恋人~夫婦ーーそして、一度海を隔てて逢えない時期が長く続いた時の想いーーその時の強い前世の記憶、加えて父親に、2人の絆を引き裂かれそうになった時の不安を、今生にも引き摺っていたからではないだろうか・・・
