硬い表情のまま、男の住居を出、帰途に就く前世の男性ーー
陽は傾き、穏やかで静かな砂漠の正面ーー水平線に太陽が沈みつつあった。
赤い陽炎が水平線を染め、太陽がその中心で輝いているーー
男性は、大自然の抗し難い美に圧倒され、ただ茫然とその景色を眺めるしかなかった・・
見えた映像はここまでだった。
最後に見えた
写真のような映像は、あまりに雄大で美しく、その美しさに圧倒されていたのは
前世の人物なのか、それとも私自身が感動していたのか、未だに区別はつかないでいる・・
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この前世の舞台は、見始めた段階ですでに
シリア
であると教えられていた。
面白いことに、この前世を書き始めたのが 先週の土曜日(12日)
そして、アルジェリアでの人質事件が起きたのが、16日(水曜日)
ーー私が、ある前世を見始めると、その前世にリンクする出来事が直後に起きる場合がある。
『京都の』 のように、京大に関わる前世を見た直後に、山中教授のノーベル賞受賞が伝え
られたり
今回は シリア ではないものの、どちらも アラブ世界
言い出せばどんなことでも関連付けて言えるので、私の思い込みとは思うが。
それにしても、一つ前世を見始めると、その世界に引きずり込まれ、その国の文化などに
興味が湧く。
ちょうどそんな最中に、このような事件が起きると、よりいっそう知りたいーーという思いが
強くなるものだーー