検証その1
くり返す?前世② アクイラ より
アクィリフェル(ラテン語:Aquilifer) ~ 軍旗を掲げ持つ専門職 について
ローマ軍団の標準的な紋章である「アクィラ」を守るベテランの旗持ち・運搬人を指す。
かつては、各軍団ごとに、狼やイノシシ、牛、馬もまた紋章として使われていたが、紀元前104年
以降は「鷲」を意味する「アクィラ」が普遍的な紋章となり、アクィリフェルもそこから命名された。
鷲の紋章は軍団の所有物で最も重要であり、それを失うことは大変な不名誉であった。
アクィラのエンブレムは、月桂冠によって取り囲まれ、大きく羽を広げていた。それは狭い台形の土台に
埋め込まれ、さらに空高く掲げられた棒の上にはめ込まれていた。
アクィリフェルの地位は、それ相応であり、
※ケントゥリオンのすぐ下、※オプティオ(en)の上にランクされ、一般的な軍団兵の
倍の給料を受け取った。
他の標準的な旗持ちとは違って、アクィリフェルは
獣の皮を身に付けず、帽子もかぶっていなかった
(アクィリフェルの描写は、いずれも頭飾りまたは兜を装着していない)。
アクィリフェルは、その紋章と武器で両手がふさがっていたので、巻きつけることが出来た
「パルマ」(parma)と呼ばれる小さな円形の盾を装着していた。
※ケントゥリオン(centurion)
「百人隊長」の訳語で知られる。現代の小隊長に相当。ケントゥリア(百人隊)を指揮する。
レギオーの要として戦術上非常に重要な役割を担った。
※オプティオ(optio)
「副小隊長」ともいうべき存在。ケントゥリオンを補佐した。「ハスティレー」と呼ばれる棒を持ち、
隊列最後尾が乱れないように監督した。
出典 ~ウィキペディア フリー百科事典
写真は、毛皮も兜も被っているので、アクィリフェルの説明とは違いますが、イメージのみ感じてください。
実際私が見た夫の前世の男性も、兜も獣の皮も被っていなくて、戦に向かうにしてはラフすぎる格好だった
ので、そんなすごい地位にある職業だとは思わなかった。
そして、『旗を失うことは、大変な不名誉であった』の一文を書いている時、突然あることを思い出したーー
というのは、以前、『茶人』(自分以外の人の前世) のタイトルで、夫が足軽だったらしい
日本人の前世の話を載せたのだが、そこに
~ 戦の最中に、何故かひとり、大急ぎで城まで駆け戻って軍旗を持ち出す ~
くだりがある。
ーー軍の士気を鼓舞するために、軍旗を取りに戻ったのだろうーーー
すっかり忘れていたーー!
どちらも軍人であり、さらに、軍旗に縁がある・・・何だか、似たような2つの前世だーーということに
思い当たり、何ともいえない気分になった・・
