屋根から黒い煙の立ち上る小屋ーーー
農家の多い村で、いったい何に使う施設?なのか・・・見えた瞬間違和感があった。
ブログに載せるため、オランダの画像など検索しながら、夫にその話を打ち明けた。
ーーーというのも、夫は私と結婚する前、会社の支店があったロッテルダムで、4年間暮らしていたことがある。
なのでその筋?の情報なら、調べるより早い。
ーーー煙の出る小屋の話をした途端、夫の口から飛び出したのは
デルフト
という町の名前だった。
フェルメールの出身地でもあるこの町は、結構知られた名前であるらしかったが
私には初耳だった。(知らないのは私だけかも(@Д@;)
VERMEER,Johannes (Jan Vermeer Van Delft)
何故デルフトの名を口にしたかというと、そこが
陶器の製造
で知られた町だったからだ。
WIKI によれば
16世紀はじめにイタリアから陶器であるマヨリカの製法が伝わり、陶器の製造が行われていたが、17世紀、そこにオランダ東インド会社を通じて中国から磁器が伝わったことがきっかけとなり、当時日本から輸入されていた伊万里焼の影響をも受けつつ、独特の陶器が発展、生産が行われた。青を用いて彩色され、デルフトブルーと呼ばれている。生産規模自体は縮小したものの今日でもデルフト焼として知られる。
Royal Delft
つまり、見えた小屋は炭焼き小屋ではなく、陶器を焼くための小屋だったのではないか・・・?!
ということーー
あくまで推測の域を出ない話だが、納得した感はあった・・
