存在しない人の前世② | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。




故人なのだから 前世 と言うより、過去世と言ったほうがいいのかもしれない。


父が、故人だからとかそうでないとか、一切区別をつけず、いつも通り意識を集中させてみた。

ーーーすると、普段と変わることなく、その姿が見えてきた・・・


ーーー 中世風の衣装を身に着けた男性 ーー

腰まである黒いマントーー帽子を被っている。


続いて見えてきた光景には、驚きを隠せなかったーー


茶のブロックを積み上げた壁に、数字の羅列ーーー

男性が、数式らしきものを落書きのように書き連ねたものであるーーー


手の届く高さから足元まで、大量の数式で埋め尽くされていた・・・!


中世ーー数学ーーー??

前世の記憶


数学の歴史 で思い浮かぶのは、アルキメデス とか ニュートンとか(物理?)・・

ーーそもそも数学が得意でもない私に、数学に関連した過去世かい・・・っショック!


ヨーロッパの数学の歴史など、興味を持つことすらない。

だいたい、数学などこんな時代に存在したのかーーそれぐらいの歴史認識しかなかった。


具体的に理解できた記号が


α と = 


ぐらいーー学識のある人なら、数式が何だったか解ったかもしれない・・・


前世の男性は、数学の研究をしているようなのだが、その場所だけでなく

野原に紙とペンを持ち出し、日長一日研究に没頭したりしている。


王らしき人の城?の門を開けると、そこには大勢の人々がーー女性や子どもたちも含んだーー

尊敬と親しみのこもった眼差しを向け、男性を笑顔で迎え入れる。


漆黒の髪、口ひげを生やした男性は、誇らしい気持ちで、自分のために道を空けてくれる

人々の間を進んでいった。


前世の記憶


その先にはもうひとつ城門のようなものがあり、そこをくぐると賑やかさは消え

ひっそりとした広い庭に出る。


見上げる先には、王の居城が聳えていた・・・


前世の記憶