ドラムの皮を叩き潰すほど力強いボンゾ（ジョン・ボーナム）のドラム。
雄叫びのようなプラントの声量。
カリスマペイジのギター。
超天才アレンジャー、ジョン。
LED ZEPPELIN
の生み出した楽曲はZep以前のビートルズなどとは全く異なり
またZep以降のバンドーーハードロック、へヴィメタルと呼ばれるーー
の音楽性とも異なる独特な凄みがある。
Zep誕生から何十年経っていても、Zepを超えるバンドは出現していない。
他の所謂 ロックバンド と呼ばれるバンドの曲がすべて ポップス に聴こえるほど
何を聴いても物足りなくて、未だに Zep を愛し続けている・・・
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フェスティバルの前日、ロンドンから列車で Ｋｎｅｂｗｏｒｔｈ に到着。
会場への途上、観客が宿泊できるようにテント（大人数が収容できる）がいくつも用意されていた。
勿論、個人で準備してきた者達もいる。
我々は身ひとつで来ていたので、その大テントの中で一晩を過ごさせてもらった。
ーー翌日、夜が白々と空け始める頃、民族大移動が始まったーー
延々と歩くことーー1時間ほど？して、会場に到着。
開演（11am）が近づくにつれ観客の数は膨れ上がっていく。
前の晩ほとんど眠れなかったため、前座？の演奏は聴かないで、ずっと寝ていた。
ーー待ちに待った本命、ＺＥＰＰＥＬＩＮ が登場したのは、深夜近くになってからだったーー
観客は総立ちーーしかし、前の方に居る観客たちは、後ろの観客からの
『すわれーー！！！』 コールと、コカコーラの空き缶攻撃を受ける。
渋々座るが、それでも興奮して舞台に向かおうとするーー
押し寄せる群衆の波に、友達と二人押しつぶされそうになりながら（女性客はほんとに少数だった）
スーパーバンドのライブは始まった・・・