下のようなものだった。

色はグレーだったが、形は正にこんな感じだ。
※写真は利休が、長次郎 に作らせた
"お椀"
で、重文だそうだ。
料理長の前世が利休だったのかどうかは
わからないが、少なくとも
"茶人"
だったのではないだろうかーー
実は、茶人に関する前世を見たのは
初めてではなかった。
身内のひとりに、茶人ではないが
茶の湯に趣味のある "殿様"
との関わりを持つ前世が見えていたので
見ず知らずの料理長にも、多少の縁
でもあるのかもしれないと思ったのだ。
これから書こうと思っているのは
その身内に関わる前世だ。
"主役" が、身内ではなく
仕えていた殿様に移ってしまった
という、少し変わった前世だったが・・