この１２月は、会社の仕事が忙しすぎて
布団に入って前世CDを耳にしたところで
瞬く間に眠りに落ちてしまうという日々が
続いているため、次の前世も中途半端な
状態で止まったままである。
そんな中、亡くなった猫が
初めて夢に出てきた。
少し痩せてはいたが、愛らしい様子で
私は、飛びついて頬ずりした・・
猫の背後には、もう一匹見知らぬ猫が
ぴたりと寄り添っている。
頬ずりを始めると、その見知らぬ猫は
すうっとそこを離れた。
こげ茶の毛色で、白っぽいお腹に
太い茶の縞が３本ある。
まだ若く、亡くなったまーちゃんより
一回り以上大きい。
ーーこげ茶の猫ーー
あまり見たことのない毛色だなーー
そう思った。
朝方の夢だったせいか、それ以上の続きもなく
目が覚めた。
亡くなった猫にばかり気を取られていたが
その後、ふとある想いに捉われたーーー
ーー特徴ある毛色のこの猫は
もしかしたら、まーちゃんの生まれ変わり
になる予定の猫なのではないか・・・
ーーーある日、私の前に一匹の猫が現われるーー
そしてその猫は、こげ茶の毛並みで・・
その瞬間、私はすっかり忘れていた
あの夢のことを思い出すーーー
そして・・
まーちゃん、やっぱり私の許へ
戻ってきてくれたんだねーーー！
そう言って抱きしめるーー
そんな日がくるのではないだろうか・・・と
妄想に過ぎないかもしれないが
そう信じたくなった・・・