上の絵のように、大きなのれん(?)が正面に下がっている。
屋号も見えたが(丸を描いた中に記号)
ネットで調べても同じものは見つからなかった。
前世の男性と思われる人の名は
長次 もしくは 長二郎
結界の内にいるということは
帳簿を任されていると思われるが
実際、賑わうお店の中で
長方形の半紙を束ねた帳面に
取引の内容と金額を筆で書いている姿を見た。
当時の帳簿の本当の中身は知らないので
違っているかもしれないが
私に見えたものは、簿記のような複雑なものではなく
一取引につき、一枚を使い
売れた物と金額その他を書き込み
次に売れた物はページを改めるーー
といった具合で、いたってシンプルなものだった。
偶々その店だけが、そのやり方だったのかもしれないが。

