飼い猫の命 | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。

飼っている猫が、余命わずかと告げられた。



息子にねだられて、13年前にもらい受けた

男の子。

ローザの前世で、顔だけアップした。


去勢もしたし、大きな病気をすることもなく

比較的元気な子だと思い込んでいたのが

いけなかった。


定期検診も含め、獣医さんに診せることを

しなかった・・・


それは、実家で飼っていた猫が

病院を激しく嫌っていたことが記憶にこびりついていて

この子もそうなんだ、と思ってしまったからーー


嘔吐を繰り返し、痩せてきて

連れて行かざるを得なくなった。


検査のため、朝、病院に預け

夕方、勤めが終わると同時に

転がるように病院に駆け込んだーー


先生の口から出たのは


加齢による多臓器不全で

このまま食事が満足に摂れなければ

長くは持たないだろうーー

多臓器に障害があるので、治療はできず

延命治療しかない、ということだった・・・


ーー突然の宣告に、ただただ涙があふれ出た・・・



雄猫ではあるが、性格は穏やかで

体調が悪そうな時でも、ひとりでじっと耐えていた。


そして何より、乳がんを患い1週間ほど入院した時

私が突然居なくなったことがよほどショックだったのだろうーー

主人から聞いた話では、入院した日は1日

何も食べなかったそうで、翌日からは

お気に入りの椅子でただただ眠るだけで

遊ぶことも鳴くこともせず、全く元気がなかったそうだ。


ーー退院した日にその話を聞いた私は、心に誓ったーー


この子が先に逝くことはあっても

私がこの子に淋しい想いをさせるようなことは

2度としない、とーーー


再発もせずこれたのも、猫を悲しませたくない

という思いも、大きな理由の一つだと思っている。

だから、ペットではあるけれど

私にとって大きな心の支えだし

感謝の念は強い。


余命宣告を聞いて、延命治療を望まず

ただ死ぬのを待つだけという飼い主さんが多い

と先生から聞いたが

私は、延命治療だろうが何だろうが

できることは何でもしてあげたいし

一日でも長く生きてほしいと願っている。




小平太の前世を連想させるが

本当に、動物との別れは何度経験しても

辛いものだ・・