江戸の隠密⑩ 四十八茶百鼠 | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

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占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

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四十八茶百鼠


この言葉を偶然知ったのは、松五郎の前世

を見て、しばらく経った頃だった。


江戸時代後期、庶民は贅沢を禁じられ

着物の色まで制限された。


許されたのは

茶色、鼠色、紺色のみ。


三色しかない色彩の中で、最大限のおしゃれ

をしようと工夫した結果、それぞれ

微妙な色合いを生み、それを楽しんだそうだ。


四十八色の茶色と百種類の鼠色・・・

実際はもっとあったそうだが。


決して華やかではないが

粋で洗練された色文化が生まれたーー


前世の記憶


松五郎を、前世の映像で初めて見た瞬間

地味極まりない着物(グレーと黒、紺?)

にも拘らず


なんてスタイリッシューー


と、目から鱗が落ちたような

一種、驚きと感激があった。


だが、何故そう感じたのかは

自分でもわからなかった。



この言葉を知ってからは

合点がいったような気がしている・・・