久々のエアスタの空気。
今回の作品は、時代物なんですが胸をキューっと絞られるような、切ないラブストーリーでした。
以下、ネタバレ注意!
それでもいい!って方は下へどうぞ。
↓
まず質問です。
もし大切な人に自分のことを忘れられていたら、あなたはそれでも、その人の傍に居られる自信がありますか?
ちなみに゙忘れる゙と言うのは、「あの人名前なんだっけ~?」とかいゔ忘れちゃっだレベルではありません。
記憶の中から、その人の全てから消えて、「知らない」ど無かった事になる゙という意味です。
・・・私は正直、その人と一緒にいられる自信がありません。
というか、その人が私の事を分からなくなった時点で、正気でいられる自信がありません。
今回の作品では、そんな事を考えさせられました。
あらすじとしては、大政奉還の時代のお話で、勘定所(役所の会計課みたいなもんかな?)に勤める新田惣助が主人公。
計算が得意で頭が堅い惣助は、いつも勘定所におりてくる世間の物流を見ながら、国の状勢を見、友人と未来の日本について語らったりしてほのぼのとした毎日を送っていた。
そして、ある日惣助の妻・妙が突然゙呆げ(今で言う若年性アルツハイマーというヤツですかね。)になるのを皮切りに、その新田家のほのぼのとした幸せな毎日が一気に崩れていくという、なんとも壮絶なお話でした。
今回のお話で印象的だったのは、病が進んでどんどん記憶が無くなっていく事に怯えた妙が、惣助に自ら離縁して欲しいと申し出るシーン。
妙の台詞で
「自分が自分がであるうちに、自分の足で貴方の前から去らせてください。私の事は気にしないでください。私はここでの事は忘れますから。」
というのがありました。
妙は自らの病の為に惣助に迷惑をかけて、放り出される事を恐れたのです。
しかしその申し出に惣助は「否」と答えます。
「自分のことだけは忘れてはならぬ」と。
惣助の妙に対する激しくない愛は分かりづらくて、このシーンになるまで私は、正直惣助はそこまで妙を愛していないのかと思っていました。
でも、この一言で、惣助がどんなに妙を大事に思っていたのがが分かり、その分かりづらい惣助が大好きになりました。
その後、戦に出て目の光を失って惣助が戻ってきた時には妙は惣助の事を忘れてしまっているのですが、それでも惣助が美味しいと言った煮物を作り続けていた。
そんな妙の愛情に触れ、目が見えなくなった惣助と、何もかも忘れてしまった妙は、形は変わってもまた二人で寄り添い、以前よりも暖かな生活を送るというお話。
でした。

切なくて号泣しましたが、こんな夫婦だったらいいなと、羨ましくも思いました。
昨今、離婚だの夫婦間の殺人だのが多いのは、生活の中に贅沢な事が多すぎて、ちょっとした事に幸せを見出だせなくなっているからなのかしら?
お互いに相手に求めすぎるからなのかしら?
大切な人と幸せな人生を送るには・・・
まだ分からないや

(汗)難しいなぁ。。。
