オルターの放射能防衛ラインは1Bq/Kg | オルター中京

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オルターでは、福島原発事故の放射能汚染対策として1Bq/kgを防衛ラインとしています。
さまざまなデータから食べものに、セシウム134および137による汚染が1Bq/kgを超える可能性がある地域を「放射能汚染地域」と考え、該当地域で生産されたもの(事故前は除く)に関しては、1Bq/kg以下であることを分析・確認して取り扱う。
確認できないものは、カタログには掲載しない。という方針で企画に取り組んでいます。

不検出というデータを得た場合でも、検出限界が1Bq/kgでない場合や、分析値が1Bq/kg以上を少しでも超えた生産物に関しては、従来からの顔の見える関係でお付き合いをしてきて、生産者のこれまでの充分な努力を承知しており、企画を停止することは忍びないと判断した場合には、放射能感受性を考慮して、60歳以上の会員に限定したカタログちらしで注文できるようにしています。
それとともに、60歳以上会員に限定した品を食べることはできないが、その生産者を応援したい会員の選択を活かすために、100円カンパも組んでいます。

これらの取り組みは、消費者とりわけ放射能感受性の高い子供たちを守ることと、生産者の暮らしを守るということとを同時に叶えるためのものです。

・1Bq/Kgを超える可能性のあると考える「放射能汚染地域」地区(県)

福島・茨城・宮城・栃木・群馬・岩手(南部)・山形・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・静岡・長野(一部)愛知(東部)

なお、これらの地域でも、汚染は斑状であり、必ずしもすべての場所が同様に汚染されているわけではありません。
当該地区および周辺の生産者には、ご自身で風評被害から守るためにも、生産物に関して、検出限界1Bq/kgでの分析を要請していますし、オルターの分析センターでも生産物の分析をしています。
オルターでは、このようにして1Bq/kgの防衛ラインを死守する取り組みを続けています。

・1Bq/kgを防衛ラインとする根拠

1Bq/kgの根拠は、人体に対する内部被ばくを極小にすべきという考え(現実的な検出限界値を考えて)と、広島・長崎での被ばく生存者12万人を対象に寿命追跡調査を行い、低線量被ばくに警鐘を鳴らしたアメリカの医師ジョン・W/ゴフマン博士の1万人シーベルトの数値を参考にしていることです。

ゴフマン博士の推計値をもとに1Bq/kgの放射線値の食材を、1食500gとして3食で1.5kgを毎日食べたとして、1年間の総摂取量547.5kgから被ばく線量を計算し、ガン死のリスクを計算すると国民1億2000万人中、年間のガン死者は368人ということになります。

この場合、リスクは一様ではなく感受性は年齢によって異なりますので、特に子供への配慮が重要です。できるなら子供には0.1Bq/kg、すなわち福島原発事故以前の汚染状況(チェルノブイリ原発事故などの影響)を死守すべきと考えます。

1Bq/kg以下の生活なら、オルターの抗酸化生活で十分対処できるはずですので、安心していただいてよいと考えます。