先日の記事(☆ )で少し書いたのですが、カサ・デ・マチャさんのスタッフの美貴ちゃんがベネンシアドールの試験に合格したお祝いを兼ねたお披露目会がありました。
シェリーとお料理を合わせる催しで、勿論、美貴ちゃんがベネンシアドーラ姿でシェリーをサービスして下さいました。
合わせたシェリー(ドライ)はこちら。アタラヤ・マンサニージャ。すっきり辛口で口当たりの良いマンサニージャです。
とろ秋刀魚の酢漬け。スペインで秋刀魚は食べられないけれど、イワシの酢漬けはどこのバルに行っても注文できます。勿論、ドライシェリーとの相性は抜群です。
玉ねぎ、木の実、ブルーチーズのピンチョ。ブルーチーズの香りがたまらない!木の実と一緒に食べるのも良いですね。新しい発見でした。
おなじみ、イカのリングフライ。これも、スペインのどこのバルでも食べられて、はずすことない定番タパスです。これも、ドライシェリーにバッチリでした。
あ、そうそう、忘れておりました。美貴ちゃんのベネンシアドーラの晴れ姿!かっこいいねえぇ~ww
オーナーから美貴ちゃんへ。資格を取ったからには公として、シェリー普及に精進して欲しいという含蓄のあるお言葉。本当に!資格取得が目的ではないんです。有資格者として、シェリーの普及に貢献する、これが大切なんですよね。
この辺りで、熟成辛口シェリー、オロロソを出していただきました。ベネンシアをすると、オロロソはよりまろやかになって口当たりが良くなります。空気を含ませることによって、デキャンタージュするのと同じ原理になる。
実際、シェリーが苦手とおっしゃっていたお客様も、ベネンシアしてもらったら飲みやすい!と絶賛されていらっしゃいました。
これは珍しい!スペインにはないだろうなぁ…。イベリコ豚のハラミとインゲンのアヒージョ(ニンニクオイル煮)。牡蠣のアヒージョもそうですが、本国にないメニューもアレンジして作ってしまう、そして美味しい!これは素晴らしい日本の知恵だと思います。
マチャさんのパエリヤのアルデンテ加減、本当に抜群なんですよ。もしかしたら本場で食べるより美味しいかもしれない。
ほら~、お米がぐちゃぐちゃでなく、米粒が立ってます。きちんとオリーブオイルを使って、炊き込みご飯になっていない。やっぱり最高でした。
そうそう、このパエリア、丹波栗入りでした。スペインじゃあ食べられないね~(笑)
美貴ちゃん、その笑顔でますますシェリー人口を増やして下さい。これからも応援しています!