サンティジャーナ・デル・マル③(参事会教会) | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

私、建築で好きな時代はロマネスク様式なんです。時代でいうと、12~13世紀。14世紀~15世紀はゴシック建築になって、荘厳な感じはあるのですが、彫刻が結構リアルで。キリストが十字架に打ちつけられて血を流していたり、マリア様の目から泪がこぼれていたり…。それはそれで良いのですけれど、何となく違うんじゃないかなって思ってします。ロマネスクはもっと素朴なんですよ。彫刻も三頭身だったりして~(笑)、なんだか可愛い、くすっと笑いが出るよう。


Viva ワイン! 参事会教会は、町のはずれにありました。ここくらいしか見る所がないからなのかなあ、大勢の人が来ていました。12~13世紀のロマネスクと書いたけれど、正面の入口は18世紀に再建されたものらしい。みんな外だけ見て帰っちゃった人が多いけれど、ここは絶対3ユーロを出して回廊に入るべし。


Viva ワイン! この、柱の彫刻が1本1本違うんですよ。


Viva ワイン! これは鳥でしょうか。人間にも見える。


Viva ワイン! やはりこういうのって、聖書に出てくる場面なんだろうか。こんな時、聖書を読んでみようかな~って思うけど、結局読まない。でも、聖書を知らなくてもこの彫刻の可愛らしさは感じ取れます。


Viva ワイン! これも三頭身で可愛い~。可愛いの連発は不謹慎かな。


Viva ワイン! 1本1本が違うけれど、全体を見ると調和が取れているんですよ。


Viva ワイン! 一面は蔦がびっしり生えていました。


Viva ワイン! いつも思うのですが、日本は木の文化だけれど、ヨーロッパは石の文化だなあと。震度7の地震がきたら一発でしょうね。いや、震度5くらいでも危ないかも。


Viva ワイン! ここが18世紀に再建されたという入り口。でも何故かここからは入れませんでした。


Viva ワイン! 18世紀と言っても、もっと古いのもそのまま使っていますよね。彫刻なんかすり減っているのもあったし。


全く期待していなかったせいか、参事会教会、とても気に入りました。


Viva ワイン! おまけ。サンティジャーナの仔猫。あんまり近寄ると逃げられそうだったので、精一杯寄ってズームにしてみました。ふわふわで可愛い。くーちんと離れ離れなので、急に淋しくなりました。