しぇりークラブ(銀座) | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

いつも屋形船でマンサニージャや、年末のしぇりー飲みきりイベント、はたまた、マミーニャのフラメンコのイベントの時にしか紹介していなかったような気がしますが、イベントがない時(って、そっちの方が普通なんですが)の様子を一度もアップしたことがなかったことに気づきました。


もう、言わずと知れたシェリー専門店で、世界一シェリーの種類を置いてあるお店として。ギネスブック認定もされています。




しぇりークラブ





こちらのお店の素晴らしいところは、毎年変わるオンリストのメニューなのですが…


Viva ワイン! こちらです。オンリストのメニューは42種類あって、シェリーの名前の横にM、F、FA、A、Oなどとアルファベットが書いてありますが、こちらはシェリーのタイプです。


Viva ワイン! LIGHT⇔HEAVY、DRY⇔SWEETいう表がありまして、例えばこの表の左上にある「M」と「F」はそれぞれ「マンサニーリャ」と「フィノ」のこと。どちらもドライ(辛口)で軽い(ライト)ということが分かります。その反対に、「PX」これは「ペドロ・ヒメネス」という種類なのですが、信玄餅の蜜のような、こってり&まったりのシェリーなのですが、甘口で重いというポジショニングになっているのがお分かりになると思います。


このオンリストメニューは毎年リニューアルされるのですが、自分の名前を書く欄がありまして、リストをキープしてくれるのです。それも、今年のだけでなく前の年のものもその前の年のものも…。ですので、常連の方は小冊子の厚さになってドンと出てきます(笑)お値段はどのシェリーを飲んでも一律に一杯945円です。


勿論、オンリスト外のシェリーもあって、お店で常時飲むことが出来るシェリーは200種類以上に登ります。さすがはギネス保持者ビックリマーク


Viva ワイン! 私がいただいているこれは、23番のコロシア・アモンティリャード。一口飲んでしまったので、もう少し量は入っています。ちなみに、タイプは「A」なので、辛口で軽くも重くもなくという感じですが、長期熟成感ある辛口で、溜まり醤油(塩っぱくはないですよ)のような風味もあって、アフター(飲んだ後の余韻)も長いです。


実はこれ、2杯目なんですが、最初は「フィノ」というタイプ、辛口の軽めをいただいています。


Viva ワイン!フィノと一緒につまんだのがタコのガリシア風。スペインのプルポ・ガジエゴと全く同じお味音譜タコも柔らかくて、ぷりっぷりでした。一日一タコしていたガリシアの旅が思い出されます。


Viva ワイン! そして、アモンティリャード(写真のシェリー)と一緒にいただいたのは「マルミタコ」というお料理。料理名、初めて聞いたので、「え?タコなの?」って聞いちゃいました。おたまにカメラが写ってますね(笑)


このお料理、サービスして間もないものだそうで、バスク(スペイン北部)料理の一つだそうです。ジャガイモとマグロ煮込んだお料理。マルミタというのはこの土鍋の名前だとか…。


私、今年はバスク地方に行きたいと思っているので、本場のマルミタコも食べて来ようと思います。


しぇりークラブさん、シェリーは勿論ですが、お料理もとっても美味しい(料理は安いと思います)。


銀座で気兼ねなく飲めるお店なので、お近くにお越しの際は是非、寄ってみて下さい。