おはようございます。ズタボロの体に鞭打って、今週も元気に行きましょう
京都＆大阪の記事もアップしたいのですが、昨日は、ベネンシアドール公式称号資格認定試験、シェリー・カクテル・コンペティション＆シェリー・パーティが、新宿のハイアットリージェンシー東京で開催されましたので、シェリーパーティーの様子を書きたいと思います。
ご来場下さいました皆さま、ありがとうございました。
今年は第５回シェリー・カクテル・コンペティション、第１０回ベネンシアドール公式称号資格試験と、栄えある記念すべき年となり、パーティーの準備も大分前から始められていたようです。私も輸入元としてブースを出させていただきまして、皆さまにシェリーを堪能していただきました。このパーティーは、バーテンダーさんやレストランにお勤めの皆さま、又、酒販店の方もいらっしゃいますが、一般のお客様も多数ご参加下さいますので、直接消費者の皆さまの声を伺う事が出来る絶好のチャンスになります。
５時半の会場を待ち望んでいた皆さま、続々とご来場です。入口ではベネンシアドールのサービルによるウェルカムシェリーがふるまわれました。
ハイアットリージェンシーホテルのブフェも美味しそうでしょ～って、私は残念ながら口に出来ませんでしたけれど…（涙） このブフェとシェリー飲み放題で４０００円はお安いと思います。
フラメンコダンサーによる舞いもお楽しみいただきました。
シェリーパーティーですが、出展した協賛企業はシェリーの輸入元だけでなく、アンダルシア産の生ハムの輸入元も、貴重なイベリコ・ベジョータ（ドングリの実を食べて成長した豚から作られた生ハム）を拠出して下さいました。
生ハムをカットして下さったのは、コルタドール（生ハムのカット専門の資格）の大会で優勝歴を持つお方（日本人です）。厚く切り過ぎるとくどいので、さしが入ったハムをいかに薄く早く切ってきれいに並べられるか。芸術作品ですよ、これは
こちらはウチのブースです。全開の大阪に続き、調子に乗って載せています。
皆さん、お食事を召し上がりながら、お好みのシェリーを物色中。
なかなかシェリーだけを楽しむパーティーってないので（ビールやウイスキーの水割りも出ません）、それだけでも興味深いと思いませんか？
そして、いよいよカクテル・コンペティション開始。予選に勝ち抜いた１０人の選手が舞台の上でそれぞれのオリジナル・カクテルを作ります。制限時間もありますし、やはり皆さんが見ている壇上ですので、普段、お店で作られているのとは又違った緊張感で一杯のことだと思います。作られたカクテルは審査員の方々に飲んでいただく他、来場者の方にもふるまわれ、来場者の投票による人気カクテルも選ばれます。
カクテル・コンペティションが終わると、次はベネンシアドール公式称号資格試験のファイナル。筆記試験、２次試験と勝ち残ってきた１０人の方々によるファイナル試験。こちらも壇上で、審査員やお客様を前にしての実技。最初はグラスを１個だけ持って注ぎ、次はグラス３個を持って注ぎます。普段、お店でお客様に注いでいても、こちらも緊張すると思いますよ。写真は、銀座しぇりークラブも和泉もも子さん。ももちゃんには何度も注いでいただいたことがある私も緊張しました。
審査の合間を縫って、１０周年ならではの催しが。過去１０年間に認定されたベネンシアドールの皆さんは１００名いらっしゃるのですが、毎年２名の「最優秀」が選ばれ、ヘレスへのシェリー・アカデミー研修旅行の招待状を手にすることができます。こちらの面々は歴代の最優秀。スペイン原産地呼称委員会の事務局長、セサル・サルダーニャ氏の掛け声「ウノ・ドス・トレス（いち・に・さん）」で一斉に注ぎます。いやあ、これは圧巻でしたね。皆さんそれぞれに独自のスタイルを持っていらっしゃって、なかなか興味深いです。良いものを見せていただきました。
こちらの１０名は、惜しくも公式ベネンシアドールの資格は取得出来なかったけれども、シェリーに関し深い情熱と知識を持っていると認められた「ベネンシアドール・アフィシオナード」資格をいただいた面々です。
こちらは公式ベネンシアドールの認定を受けた１０名の皆さん。この中から最優秀の２名が選ばれ、シェリー・アカデミーへの切符を手にすることが出来ます。代表して和泉さんが賞状と記念のベネンシアをいただきました。
そして、皆さんの見守る中で審査発表が…。
第５回シェリー・カクテル・コンペティション優勝者は、金子真理選手。見事、シェリー・アカデミー研修旅行の切符を手にされました。
そして、栄えある第１０回ベネンシアドール公式称号資格試験最優秀に選ばれたのは
何と、和泉もも子さんでした。ももちゃん、おめでとう
原産地呼称委員会の事務局長、セサル・サルダーニャ氏から招待状を受け取っています。ももちゃん、うるうるきてますね。私も母の心境で、嬉しかったです。
最優秀のもうおひと方は横尾龍大さん。皆さん、おめでとうございました。
これからもシェリーの担い手となって益々のご活躍をお祈りしております。