猫の国勢調査 | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

ちょっと前ですが、アイリスオーヤマ で猫の国勢調査をやっていました。


私は会員登録していないので、調査に参加できなかったのですが、飼っている柄で上位3つがキジトラネコ(くるり君と同じ茶と黒の縞々です)、黒白、黒。以下、茶トラ、白、茶トラ白、サバトラ、サバトラ白、キジトラ白と続きます。


へぇ~、黒っぽい猫飼ってる人って多いんだ~って思いました。くるり君も黒猫の仲間だと思っていますが、黒猫は縁起が良くないとか言われているらしいので、黒猫がこんなに社会に浸透しているのを知って嬉しくなっちゃいました。


あと、ちょっと意外だったのは猫の飼い方(アンケートでは飼育環境という言葉を使っていました)。


室内飼いが80%で、基本的には室内飼いで、出入り自由とか散歩というのを含めると、95%以上が室内飼いだったこと。


私も去年くるり君を家族に迎え、室内で飼っていますが、猫って少し前までは飼い猫でも外にいて、エサだけ貰ってたっていう印象が強いのですが、やはり時代は変わったのですね。


そういえば、我が物顔でのし歩いてた近所の野良猫のボスみたいなのって、最近見かけないと思いませんかはてなマーク野良猫自体がだんだん姿を消しつつある中で(それは良いことだと思います)飼い猫は室内飼いなのだから、町を歩いていて猫に遭遇することが少なくなったのは当然のことなんだ~と妙に納得してしまいました。

実は私、25年以上前にくるり君と同じ柄の猫を飼っていたことがあります。


飼っていた…というか、野良猫なのですが、家に居ついてしまい、エサをあげたり、怪我をして帰って来ると病院に連れて行ったりしていただけだったのですが、室内飼いはせずに外飼い猫でした。


去勢手術をしていなかったこともあり、発情期に2日程姿をくらましていたと思ったら、右顔面を潰し(目も位置がずれていました)妙にくぐもった声で泣いて帰ってきました。


あわてて医者に連れて行って、全身麻酔をして検査してもらったところ、顔の潰れは顎から頬にかけての骨折、声がおかしいのは肋骨が何本も折れて肺にも刺さっている様子とのこと。


獣医の話では、どこかで交通事故に遭い、しばらく意識を失っていたのではと…


帰って来られたのは四肢に支障がなかったからということもあるけれど、奇跡に近いと言われました。


右目は潰れたまま、命が助かったとしても食事は出来ずに衰弱していくでしょうと…結局そのまま治療はせずに私がGOサインを出しての安楽死となりました。


家に紛れ込んできて1年弱。歯の様子から1歳から2歳と言われましたが、彼の短い人生は終わりをつげました。


その時の私のショックは何と言って表せばよいか…恋人と子供と旦那と父親を一度に亡くした状態とてもいいましょうか、仕事にも行かれず、3日間泣き暮らしていました。今思うと、実際に父を失った時の方が冷静でいられた気がします。


私が安楽死を承諾したという負い目があったのかもしれません。


その時に、先日他界した祖母が、動物は死んでいくのを見るのが可哀想だからもう飼わないでくれと私に言ったのです。


当時、祖母の年齢は70代前半。不謹慎な私は正直、え”はてなマークたとえ猫を飼ったとしても、逝くのは婆ちゃんの方が早いんじゃないのはてなマークと思ったことを覚えています。


でも、祖母は97歳まで生きましたので、あの時に生まれた猫でも25歳まで生きるのはとても難しいでしょう。結果的に祖母の言ったことが正しくなりました。


何故こんなことを書いたかというと、国勢調査の飼い猫の年齢なのですが、ダントツで多かったのは2歳以上7歳未満の40%、次に1歳未満の25%。でも、10歳以上の猫が25%もいるんです。


やっぱり室内飼いで、外での危険がない分、猫の寿命も延びているんだなーと思いました。


今日も朝から解体工事。寿命の縮む思いをしているであろう我が家のくるり君。


隠れたままで水も飲まないと脱水症状を起こすといけないと思い、工事が昼休みに入った時を見計らって牛乳でおびき出し、普段よりも多めにあげました。しばしの安堵でした。


さあて、午後からの工事も始まりました。既に屋根はなくなり外壁の解体に突入している模様。この炎天下の中、大変な作業ですよね(重機は使わず人力での作業です)。


梅雨明けの発表もありました。本格的な夏の到来です。