子どもの連れ去り、引き離しにあった親は哀れだ。

当たり前のようにあった幸せが突然消えて無くなる。

そして予想もしなかった不幸が次々と押し寄せてくる。

 

妻の傭兵となった弁護士は警察や裁判所を巻き込みながら、ひとりぼっちの父親を袋だたきにする。

奴らは経済的利益のためなら平気で魂を悪魔に売る。

行政や司法も奴らに加担する。

まさに多勢に無勢。

でもこんな父親にも心強い味方がいる。

 

わたしの子どもだ。

 

母親は子どもを連れ去ることはできたが魂までは支配できなかったようだ。

会うたびに父と子の結びつきはますます強くなっている。

 

やがて子どもは母親の蛮行に気付くだろう。

その時、私が仕込んだ仕掛けが爆発する。

 

その日が来るまでもう少し待とう。