今回も読んでいただいて、ありがとうございます。


前回に引き続き、胃ろうについての『僕なりの意見』をお話させてください。


胃ろうをつける前は……

上がらない腕と格闘したり、
噛んで飲み込むのが慎重になったり、
妻に介助してもらったり、
飲み物やお薬でむせたり、

とにかく『食事に時間がかかって』いましたね。

でも、胃ろうを使うと、それらの課題が一発で解決です。

というか、胃ろうから栄養をいただいている間は、、、

むしろ『ヒマ』になってしまいました。。。

なので、僕の場合、胃ろうの時間は、
テレビや動画をみたり、いろいろな方のブログを読んで学んだり、
『自分の趣味の時間』にしています。

ちなみにですが、僕はよく朝寝坊するので、
「眠っている間に栄養が終わってる」なんてこともしょっちゅうです。
(素晴らしいタイムパフォーマンスですっ!)


こうなると、、、

「自分ばっかりラクして、奥さんが大変じゃぁないかぁー!!」

と、お𠮟りの声が聞こえてきそうですね。。。

ただ、胃ろうをつける以前は、

食べやすいように調理してくれたり、
時間がかかる食事にずっとついてくれたので、

 

出勤前や帰宅後のいそがしい時間や、
妻がゆっくりできる時間を持てないことに、

「本当に申し訳ない」

と感じていました。

でも、極端な話……胃ろうを使えば、

『つなげるだけ』
『物品を洗って消毒するだけ』

で済みます。

もちろん手間はかかりますが、その差は決して馬鹿にはできず、

ゆっくり食事してもらえたり、
のんびりお風呂に入ってもらえたり、
やりたいことができたり、

ほんの少しですが、妻にも『自分の時間』を持ってもらえたように思います。

(本人がどう思っているかは不明です。。。)


さて、ここからは今まで以上に、

『不適切にもほどがある』

見解となります。


今のところ、僕は、、、

『栄養は胃ろうにまかせて、
食べたいときに好きなものだけを食べればいい』

と、かなり「おおざっぱ」に考えています。。。

だから、とくにルールも決めずに、その日のノリで臨機応変に胃ろうに頼っています。

すると、あれだけ悩んでいた食事が、

『日々の楽しみ♪』

になりましたね。

自分が食べたいものをリクエストしたり、
(妻が作る「豚の角煮」が大好物です♪)

妻と一緒に、好きな動画を観ながら『晩酌』したり、

「やっぱり胃ろうは強い味方だった!」

と、勝手にしみじみと実感しております。


もしも、いつか食べることができなくなる日がきたら……

それはまた、そのときに考えましょー!

もしかすると、楽しいことがあるかもしれませんからね♪
(ホントに不謹慎ですいません。。。)


でも、いつも思うんですよね。

『倒れるときは、前のめり!』

って。


今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。