あれから月日が流れ、色々とあった。
でも夫婦で話し合い、娘ともしっかり話し
日々を進んでいる。
今日もいつものように仕事をし定時に終わり
そのまま買い物に寄った。
会社を出て嫁に電話し買い物して行くねと伝える。
店内で買い物中、電話が鳴った。
「児童相談所」
電話に出ると担当の人だった。
「終結についてお話があります。お時間よろしいですか?」
大丈夫と思っているが、ダメだったらどうしようと不安もあった。
「娘さんと家庭の状況を、学校、相談室、お父様からの記録をもとに
所内で会議を行いました。
現状、大きな問題もなく、ご夫婦で役割分担をおこないながら
娘さんの対応もしてくれていると判断しました。
児相としての関わりを、今日でもって終わりとして終結となります。」
「もちろんまた何かありましたら、相談していただければ
対応していきます。一時保護での対応ではなくて、
一緒に暮らしていきながら、支援していく形になります。」
「また何かありましたら、お待ちしております。」
長かった。やっと終わった。いや、自分が長かったと言うのは良くないか。
すぐに嫁に電話した。
「児相から電話あったよ。今日で終結。終わったよ。」
「やっと終わったー!良かったー。」
と安堵の声。嫁にしたら本当に長かったと思う。
その中での苦労は本当に大変だったと思う。
安堵の声を聞いたら、涙ぐんでしまった。
自分が児相と関わったのはほんの1年と半年ほど。
自分がしてきたことなんてほんの一部で。
嫁の苦労や辛さ、悲しみを考えると泣けてくる。
でもこれで終わった。児相を忘れることはできないけど
夫婦の肩の荷は、だいぶおりたと思う。
実際はまだ心のどこかに残ってはいるけど
大きく変われたんだと思う。
実感はないけど、そのうち。
嫁は母に、自分は父に報告。
「もう関わることのないようにね。」
「これから家族で幸せになれ。」
そう言われた。
自分は養父、自分の父親からしたら複雑なんだと思う。
それでも今日話したら、最後涙声だった。
一緒になって涙ぐむ。
血の繋がりはないけど、血の繋がりは関係ないんだと
そう思えた。
ありがとう。
嫁
お疲れ様。これからは自分がいる。
ずっと一緒にいるから、頑張って行こうね。
お疲れ様、ありがとう。