スリル満点の鹿島槍ヶ岳~五竜岳縦走 | 躍動体験!!アルプス・ハリー

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ハーイ全国の登山ファンの皆様 こんにちは!
おなじみのアルプス・ハリーでーすヤッホー!
 こんにちは、連日の猛暑が身体に応える今日この頃
 皆様、どんなSummer Timeをお過ごしですか?
 
小生事アルプス・ハリーは、久々2年越しで北アルプスにアタックしました。山岳はどこか? と言うとアルプスファンなら皆さんご存知の日本百名山・後立山連峰・主要峰・名峰『鹿島槍ヶ岳』から八峰キレットを越え日本百名山『五竜岳』までの屈指の難関山岳コースです。当初の予定では3名でしたが、急遽・2名となり2泊予定を1泊に短縮して、標準コースタイム計画をスムーズに消化するスマート登山となりました。
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8/7早朝AM5:00 登山基地扇沢登山口より柏原新道にて、最初の通過地点で
ある峠の種池山荘を目指します。気温は、24℃前後快適な気温に恵まれ、又、天候もこれ以上無い程の雲一つ無い夏空で、コンディションもバッチリ!最初からやや勾配のきつい樹林帯を進み、しばらく進むと、扇沢駐車場やかなた西面に聳える針ノ木岳の岩肌が素晴らしい!そこから続く赤沢岳・鳴沢岳の山脈がどっしりと横たわる。見渡す限り青空一面の大展望が見え、気分は最高潮!中間地帯にまだ雪渓が残り、そこを通過するとやや石畳状の歩きやすい登山道が続く。 コメツガやナナカマドの木々が群生し、通称モミジ坂と呼ばれる急登の連続で、もうかなりの汗が噴出してきた。水分と補助予備食でスタミナ維持し頑張れと気合を掛けて、アタック開始! 2時間を経過して、種池山荘が視認できた。もうすぐのようだ。しばらくして樹林帯が終わり、コバイケイソウの群生地の向こうに山荘が見えた。ここからの展望も又素晴らしい! チョー気持ちイイ!!標準タイム約4時間を大幅にクリア、2時間40分で山荘到着だ。
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持ってきたガスコンロで、美味しいコーヒーを堪能! 山荘の従業員は昨夜泊まられた方の布団干しや部屋の片づけで忙しそうだ。ちなみに種池山荘は、定員200名で、二食付9000円です。山岳パトロール隊員とおぼしき方にシャッターを頼み、ミータと二人でハイポーズヤッホー! 後立山連峰側から見る立山連峰の岩峰が鋭く切れ落ちている景観は見ごたえがあります。名峰『剣岳』そこから続く剣御前・真砂岳・富士ノ折立の峰〃と雪渓の見事なコントラストの大展望に僕・大満足!!20分ほど休み、次の爺ガ岳を目指します。
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爺ガ岳の砂礫状の登山道を登り、周囲の展望も又迫力が増してくる。1時間ほどで爺ガ岳中峰(標高2660m)に到着、ここから北峰は登らず巻き路より冷池山荘に向かう。当初の予定ではこの山荘に泊まる予定でしたが、大幅な時間短縮により次のキレット小屋に泊まることに変更しました。冷池山荘にAM10:00着。タイムは順調に稼いだようだ。冷池山荘は定員250名。赤い三角屋根か印象的でした。しばしの休息後、
いよいよ核心の鹿島槍ヶ岳南峰(標高2889m)を目指します。
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最初に手前の布引岳を目指し、きつい斜度をジクザグに進む。この登山道は可憐な高山植物の宝庫です。チングルマ、ゴゼンタチバナ、ウルップソウハクサンイチゲ、シナノキンバイ、の花々が愛らしく咲いている。ハリーさん! ようこそ! と歓迎してくれました。ありがとう! 来年も又来ますね!登山道の急坂を多くの様々なウェアーをまとったアルピニストらが続く光景も素晴らしくダイナミックです。布引岳に着き、スポーツ飲料とナッツ類やチョコレートで疲労回復を図る。まだ山頂は見上げる彼方だ。頑張れ!ハリー、頑張れガッツだ! ミータ! 山が叫んでいる! ヨーシ 負けてたまるか!
噴出す汗もぬぐわず、ひたすら山頂を目指し、もくもくと前進をこころみる。ふくらはぎの筋肉と太ももの筋肉がきしむ。背負うリュックの重さが両肩にかかる。マラソンで鍛えたスタミナがあればこその今回の挑戦だ。行き交う登山者と笑顔でこんにちは! もう少しだよ頑張れ! と声援をうける。ありがとう!
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AM12:10分、鹿島槍ヶ岳・南峰に到着! ヤッター 思わずガッツポーズ山頂には多くのアルピニストで大盛況! 周囲360度の大パノラマと夏空や夏雲の美しさに感動しました。遠くには、槍ヶ岳、穂高連峰や五竜岳・白馬連峰が視認でき、白く切れ落ちる雪渓が鮮やかだ。2年ぶりに見るこの光景をどんなに待ち望んだことか! 天は我に味方した! ありがとう ! アルプスの天使様! ここで、昼食タイム。おにぎりと補助スタミナ源となる炭水化物類を摂取する。つかの間の大展望に別れを告げ、今晩の宿泊地・キレット小屋を目指します。
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鋭い断崖と急なアップダウンの難所の連続の始まりだ。特に急な斜面での浮石がこわい。下の登山者に石が落ちて当たる危険性があるからだ。慎重に下る。クサリ場も数箇所あり、体重移動と三点支持を保持しながら、全体重をクサリに託す。こういった登山コースでは、両手・両足のコンビネーションを図りながら体勢を常に斜面と水平に維持し、上下左右に移動することが大切だ。初心者の方は恐怖心で、クサリや梯子にしがみついてしまう。両手は、常にロープやクサリを軽く握り、肩の力を抜く。足は次の踏み位置を確保できるようある程度予測して入れ替える。とくにピッケルなどは絶対に使用せず、バックに固定すること。それから出来れば、滑り止め用のグローブも必需品です。八峰キレットに差し掛かる。キレットとは両側が鋭く切れ落ちたゴジラの尾びれのような狭い急峻な登山道を示す。垂直に切り立った岩壁が恐ろしいほどの迫力で迫る。五体をフルに活用してバランスよく上下左右に移動する。程なく難所を通過して、崖下にキレット小屋が確認できた。フぅーと一安心。固定された梯子でゆっくりと下る。
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PM2:10 キレット小屋に到着。標準時間11時間を大幅に短縮、総合タイム8時間10分で個人的には、まずまずのタイムかな? まあ、今回は天候が味方してくれました。
キレット小屋は、その名の通り、両側が断崖に囲まれ、小屋の表と裏側も断崖です。細長い黒色壁が印象的で、定員は100名。今回は予約なしでしたが、余裕で宿泊出来ました。1泊・夕食のみ注文し、8150円でした。今回、知り合った千葉県から来られた登山者4名の方と意気投合、テラスで缶ビールでカンパーイ! 美味しい!やっぱり夏山登山の醍醐味は、展望だけでなく、小屋などで知り合ったアルピニストらとの楽しい語らいの一時ではないでしょうか! そして楽しみの夕食タイムが又、面白くお互いの出身や登山の思い出話で花を咲かせます。夕食メニューは、ハンバーグステーキと美味しい味噌汁でした。もちろんお替りしました。 PM7:00日没の夕日が美しい。テラスはカメラマンで一杯! 立山連峰が夕日に赤く染まる光景は感動的でした。
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8/8 AM4:20 ぐっすり眠れたので今日も快調かな? 身支度を整え、AM5:00小屋に別れを告げる。さあ! 五竜岳山頂を目指そう!今回のコースも難所の連続だ。とくにG5と呼ばれる急峻なアップダウンが要注意である。しばらく進んで、小ピークにて休憩、後方は昨日登った鹿島槍ヶ岳、前方には五竜岳が聳え立つ。すごい大迫力で思わずシャッターチャンス! 剣岳方面は山頂部がガスで覆われていた。昨日より風か強く、肌寒い。クサリ場の連続と梯子の登り降りの繰り返し。周囲がやがてガスに包まれ、折角の光景が見えない。残念! でも油断は禁物だ。ルートを確認して岩肌に取り付く。G5の難所では、狭い稜線上を通過したり、岩壁のクサリ場を横移動したり、すれ違う登山者との登山道の譲り合いが多い。特に登られる登山者が優先するので道を空けるマナーが大切だ。梯子などでは、団子状態にならない様、通過する団体登山者との人数確認も必要である。 AM7:00朝食タイム 狭い稜線の上でガスバーナーで即席チャーハンを食べる。味はまあまあかな? 小屋の朝食はどうだったろう?G5を難なく通過。最後の大岩峰との戦いだ。長いクサリや、大きな岩がゴロゴロしている。 AM8:00 五竜岳山頂に到着残念ながらガスで展望無し! チョー悔しい!!
展望が見えないので長居は無用五竜山荘を目指します。下りルートも岩が多く、難所は数箇所有りましたが、難なくクリア!
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AM9:00 五竜山荘到着。総合タイム4時間。順調である。ここで美味しいコーヒーを堪能。少しガスが開け五竜の岩肌が現出した。すごい! 五竜の名前の由来は古くは
戦国時代の武田氏の菱型の紋章と雪渓の模様が同じように見えることから付けられたらしいです。鹿島槍ヶ岳のたおやかな女性的な山容イメージと比較して、この五竜岳は男性的などっしりとした山容イメージがあります。五竜山荘は定員300名。夕食メニューの特性カレーライスは定評がありますよ。
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今回は、泊まらずに遠見尾根より下山します。
山荘に別れを告げ、遠見尾根から下山開始、お花畑にてクルマユリが愛らしく咲き乱れていました。 ハリーさん、また来てねユリさん 来年、また会いましょう!
何度来ても、やっぱりアルプスのダイナミックな展望と美しさはその時々の表情を変えて我々登山者を釘付けにして楽しませてくれます。それが最大の魅力でしょう!
長い長い尾根の連続でした。大遠見、中遠見、小遠見の尾根をアップダウンがするので、こちらから登る登山者をジャブ・ボディブロー・とどめのアッパカウンターで疲労困憊にすると思います。気温も上昇、途中でタイツから半パンに着替え、疲れた足を労わりつつ下山を進めました。やがて、五竜テレキャビンの山頂駅に着き、ここからロープウェーにて下山、料金片道860円です。白馬五竜停留所より、扇沢行き特急ライナーバスにて扇沢に無事にたどり着きました。料金1500円でした。こうして、素晴らしい迫力と達成感に満ちた思い出登山が私の心に刻まれました。 ご愛読有難うございました。
 アルプス・ハリーより 親愛なる登山ファンの皆様へ
    山はいつも貴方を待っています。
          貴方の疲れた心をいたわり、いつでも迎えてくれます。 
                山ある限り、青春は決して色あせない!