チャイティーヨー・パゴダ (Kyaiktiyo Pagoda) 巡礼列車です。
巡礼者は、チャイティーヨー・パゴダで一夜を過ごし翌朝下山します。
往路は土曜日の午前ヤンゴン中央駅発、 復路は日曜午後チャイトー駅発という形態で運行されています。
土曜日 ヤンゴン中央駅(Yangon)6:25発 → チャイトー駅(Kyaikto)11:00着
日曜日 チャイトー駅(Kyaikto)12:00発 → ヤンゴン中央駅(Yangon)16:35着
2014年11月29日
チャイトー駅(Kyaikto)
駅前広場も舗装はされていません。

駅前の商店

出札口

古レールがぶら下がっています。
ハンマーで叩いて、発車の合図をするのでしょうか。

ビルマ文字なので何と書いてあるのかよくわかりません。

英文で書かれた時刻表。 3往復の列車があるようです。
1往復が走る終点のDawei Port (ダウェイ・ポート)は、隣国タイのバンコクの西300kmのところにあり、バンコクからもっとも近いインド洋へのルートとなることもあり、経済特区として開発が進められているようです。
2往復が走る、Mawlamyine モーラミャインは、ミャンマー第三の規模のの都市、モン州の州都。
2往復が走る、Mawlamyine モーラミャインは、ミャンマー第三の規模のの都市、モン州の州都。
2006年、サルウィン川に、道路鉄道併用橋が架けられ列車が直通できるようになりました。
運行速度が遅いのでかなり時間がかかります。

ホームへ降りる階段から振り返りました。

Mawlamyine モーラミャイン 方向

ヤンゴン方面
ヤンゴンからやって来た Kyaikto Special Express Train 車両は、翌日までここで滞泊します。

列車に近づいて撮影する許可をいただけました。

ミャンマービールのラッピング広告

車内を見学させていただけました。
天井を下げた様子がよくわかります。
低屋根部分の網棚は使いにくそうです。


運転台も見学させていただけました。
ほぼ日本時代のままのようです。 ところどころにビルマ語でシールが貼ってあります。


運転席後方のパネル部分

翌日、11月30日(2014年)
Kyaikto Special Express Train でヤンゴンへ向かいます。

馬車がやって来ました。
観光用の馬車ではないように見えましたが、真相は定かではありません。

Mawlamyine モーラミャイン 方向からトロッコがやって来ました。

11時27分 列車が入線してきました。
トロッコからは全員降りてしまいました。 何のトロッコだったのでしょうか。



先頭車両に乗車します。


発電機がある乗務員室への通路に苗木が置いてありました。



低いホームに対応するため、切欠いてステップを取り付けました。

くずもの入れ 表記はそのままにビルマ語で表記を追加したのでしょう。


ビルマ語では何と書いてあるのか気になります。
右下の MLG.D は、整備を担当している、MAHLWAGON DEPOT の略称と思われます。


車内は少々エアコンが強いです。 寒さから逃れてデッキへ出てきたのかも知れません。

16時30分 ヤンゴン中央駅にほぼ定刻で到着

乗客たちは跨線橋へ向かいます。

金網の向こう、ヤンゴン環状線ホームに、元JR北海道のキハ40がやって来ました。
ミャンマービールのラッピング広告のようです。

車番は、RBE-25.107


16時52分 回送列車として発車して行きました。
(この車両に、車両基地で翌日で会うこととなります。)

Mahlwagon Depot にて 12月1日(2014年)

11月28日(2014年)撮影
姉妹編成 ヤンゴン環状線初の冷房車両 エアコンヤター


【注記】
ミャンマーでは鉄道施設を無断で写真撮影することは禁止されており、写真撮影にはミャンマー国鉄が発行する許可証が必要です。
ここにあるミャンマーの鉄道写真は、すべてミャンマー国鉄の許可を得て撮影したものです。
付録として・・・日本国有鉄道時代に私が撮影したキハ181系の下手な写真を紹介します。
(運行区間は撮影当時のものです。)
写真の車両番号はわかりませんが、この中にはミャンマーに渡った車両が含まれていると思います。
(プリントのスキャニングなので画質は悪いです。)
特急 つばさ (上野-東北本線・奥羽本線経由-秋田)
1972年(昭和47年)5月 山手線・京浜東北線 西日暮里ホームから

特急 やくも (岡山-伯備線経由-出雲市・浜田・益田)
1972年(昭和47年)4月 山陽本線 倉敷 (後方に蒸気機関車D51重連の姿があります。)

特急 しなの (大阪・名古屋-中央本線・篠ノ井線経由-長野)
1972年(昭和47年)8月 篠ノ井線 松本

特急 あおば (仙台―東北本線・北上線経由-秋田) ※ 特急 つばさ の間合い運用。
1975年(昭和50年)11月 東北本線 仙台

特急 しおかぜ (高松―予讃本線経由ー松山・宇和島)
1982年(昭和57年)5月 予讃本線 松山
