ヤンゴン環状線インセイン駅

ミャンマー国鉄 インセイン工場をこれから見学させていただきます。

DF1354 連結器が変わった形です。 インド製です。

この連結器では、この映像のような連結作業をするようです。(YOUTUBEから)

DF1215 フランス製です。 連結器がありません。修理中でしょうか。

鉄道工場らしく、蒸気機関車の動輪が飾ってありました。

小さい割には背が高く見える蒸気機関車です。
綺麗に塗装されています。

消火器がたくさん吊るされていました。

これは?! まさかのDD51-1
ミャンマーの鉄道にお詳しい方からご指摘がありました。
型番から日本の元DD51だという誤解がネット中に広まりまくっていることを憂慮されておられます。
ありがとうございます。 さっそく訂正させていただきます。
この機関車は、日本のDD51を改造したものではなく、DD500形だそうです。
OECFローンによるミャンマー鉄道近代化計画の一環として、500馬力の液体式ディーゼル機関車が1986年に7両(完成車2両、ノックダウン5両)、1988年に5両(完成車2両、ノックダウン3両)投入されましたが、
88年の3両は日本の技術者の協力を得てINSEIN工場で成功裏に完成させたそうです。


DF1341 と DF1211

旅客機が飛んで行きました。

工場構内レイアウト 機関車のどの部分の整備を行うかが色別図示されています。

DF1318

ボデーを外されて整備中のDF1217 と型番不詳機

整備中の DF2026

DF2031 と、他の機関車のボデーが置かれています。

DF1305

機関車のボデーや台車

備えられた工作機械

台車を外された機関車

天井に、工場内の英文誘導案内表示がありました。

こちらでも機械加工中。

** 967 と書かれています。 (**部分不詳)
蒸気機関車の廃車体でしょうか。


1軸、動輪が欠けていますが、工場入口に飾ったのでしょうか。
車体にツタが絡まっています。


工場の方のお話では、これらの機関車を再整備して観光用などで走らせたいそうです。

YOUTUBEからお借りします。
これは1995年の撮影だそうです。
ミャンマー北部では蒸気機関車が今でも走っているそうです。
いつか走る日があるのでしょうか。

型番不明ですが、日本のDD51です。

DF2061

元 名古屋鉄道のキハ20

奥の車両は、RBE2521 元 のと鉄道NT112 です。
修理ができるのでしょうか。

ここにも蒸気機関車の廃車体?がありました。

DF2000形 いずれも 中国製です。

日本のDD51と、DF2057

FCB2

小さな機関車です。工場内の入換作業用のものでしょうか?
正体不明ですが、日本の工場引き込み線用の機関車にも似ている気がします。

ここにも蒸気機関車のボイラ部分がありました。

工場内の設備要覧。

鋳鉄の制輪子(ブレーキシュー)を鍛造しているそうです。


生育が早い熱帯の木に埋もれて、正体不明の廃車体がありました。
なんとなく英国風の車体のように見えました。

DF1607 フランスのアルストム製 これは廃車なのでしょうか。

貴重な経験をしました。
工場の皆様、ありがとうございました。

【注記】
ミャンマーでは鉄道施設を無断で写真撮影することは禁止されており、写真撮影にはミャンマー国鉄が発行する許可証が必要です。
ここにある鉄道写真は、すべてミャンマー国鉄の許可を得て撮影したものです。