目先の銭に踊らされ先々考え及ぶに至らぬ者共のうつけにて御座候
ブログネタ:東電の電気料金引き上げどう思う? 参加中旅客来たりて嘆いて曰く近年より近日に至るまで天変地夭・飢饉疫癘遍く天下に満ち広く地上にはびこる牛馬巷に斃れ骸骨路に充てり死を招くの輩既に大半を超え悲まざるの族敢て一人も無し若しくは万民百姓を哀れんで国主・国宰の徳政を行う然と雖も唯肝胆を摧くのみにして弥飢疫に逼られ乞客目に溢れ死人眼に満てり臥せる屍を観と為し並べる尸を橋と作す観れば夫れ二離璧を合わせ五緯玉を連ぬ三宝も世に在し百王未だ窮まざるに此の世早く衰え其の法何ぞ廃れたる是れ何なる禍に依り是れ何なる誤に由るや主人の曰く独り此の事を愁いて胸臆に憤悱す客来つて共に嘆く屡談話を致さん是れ某勝手に申し上げるものに非ずして文応元庚申之年七月十六日(1260年08月24日)相模国鎌倉に於いて日蓮大聖人御著作にあらせれるるもの也(立正安国論)七百五十二年此の地球より遥かに遠き星なる(公転軌道長半径は最大74億キロ、地球は1.5億キロ)冥王星が三度天を回りし時を経て(247.7年=90487日)今日に伝われしものなりその文底に秘沈されたる法華経の無量義は此処にて論ずるを障とせるもその文上からも読み取れし蓮祖久遠元初自受用報身如来の愁いまさにまさに今の此国に在る民の姿に重なりしことばかり也さてはさては今般の日ノ本よくよく拝見致候えば先々考え及び至らぬ者共の失態と見えて候例ひ是事故(福島第一原発事故)或人が悪心を起こして意図としたものに非ずして未曾有の天地変夭に拠るものにして是もまた災害と見えしものと判ずるにその要す金銭利用したる者に分配して課するの儀は其れ悪とも言えぬものと見えて御座候然るに是災害の起こらむ以前より天変地夭・飢疫幾度も重なりて多くの民は血縁を失ひ家も畜も田畑仕事をも失ひて其の労苦筆舌尽し難く加えて大小多様の他国侵逼難起こりて多蔵長者一夜にて乞食となり政人一晩にて罪人と為せり都人政人小作子供に至るまで目先の銭をば僅かに増やさむ事に精を傾け田畑山林の手間を忘れ山河益々荒れ茂り働人打ち捨てて些少の私益の為外国に場を移し外国之民にまで苦役を強いて益を得て株家屋土地狂買奔走に忙しく住む人も無し町村天下に遍いて拡りを見て働人皆乞客と為りて租税年金健康保険の共益分担に堪えかねる拠りて女人が安堵して母となり子宝を得んを拒み其の心虚飾し微々たる見栄と曰んぼろを身に刹那の快楽に逼る不安を誤魔化し候と見えて候其れを憂う智恵の人をば邪魔と号し青年は敬うを知らず老人を国害として姥捨に追い立て老人は慈悲を忘れ子供を五月蝿いと怒鳴り立てる犬猫家畜の無報なる愛を拒み徒にして苛殺し小悪心之者民に猜疑を生ず大罪を犯してその処罰軽微にして更に災禍を拡げ娘僅かな小遣欲しさに衣を脱ぎ不知の男に脚を開き其の親人を教える事も無く学を学をと子を追い詰めりその学を得て仕えし職も得たらしめず青年眼に光を失い老いし親は失意を口に更に子をば責め立てり租税益々取れぬを国主国宰租税を上げ都人ばかりの俸禄取分を先ず守らむ財を組み次々小悪を取り締まんと防人に命じて監獄満ち更に財を失う細禄之民より加えて税取を企て富農財商御構無事とし微諍を避け媚を表し国土有為と説きて人も住まぬ地に街道を築き民の足をば無駄と称して鉄路を廃して草茂之帯と為す老母独りに小屋に屍となり老父独りに路傍に骨を晒して葬ずる人の影も無し国は田舎を打ち捨てて富持つ人は国を打ち捨てる拠て是土地資する鉱も無く攻めて利有りと企てる軍も無く草ばかり生い茂る東海の小島に戻らむと見えて候並て周りの国々もまた我国に頼るを改めて目先の利を追い続けるに是に続いて衰滅せむは道理也先ずは職無く乞客と為せむ青年壮年に職を得さしめ雇に積み重ねし租税公課を削ぎ落とし商匠之輩に雇人を促し微禄農漁之民に於て住家を得易くせんが為地税打ち落とし官僚禄を削る外国に職財を移す商人よりは税を増さしむ国益より民益益より生こそ肝心と天地時より読めて候須く今迄に拘れば国必ず滅びたらむ民を護れぬ国は最早国と呼べず政争に虚飾を追う輩誰彼無く既に国害なり亡者なり大聖哲七百五十年前より今何の禍を解いて知らしめる其の論更に二千年前に釈意鳩釈の文にて明らか為し候是民心の叫声大地が換りて訴えしものと捉えたるにこの上値上値上と声を出せばまさに安国論に著されたる滅国の姿をば唯徒に辿るのみと見えて候宛民政謹々奉言 安房守義将