― アダム・ヴァイスハウプト
無から何も生成し得ないならば、必然的に世界は神(性)の流出物である。
カバラの４つの世界は、理念界→創造界→形成界→物質界。
最下位の物質界から到底困難な隠蔽された最高神にいたるためには、下位の神々の代願者を介する他にない。
精霊の故郷へ帰還せんとする憧憬から、神秘主義の萌芽。そして、プラトンのイデア理論へ。
【黄金主義】
―安東恭助：
上記のような西洋哲学の中で、おごそかに真面目につまらなく生きてきた過去の人達が可哀想に思えてきた。
賢者達の理論を聞いていると勝手な考えであり、１つのファクタ－を見落としていたら、まったく間違いになるではないか。
賢者の定義はなんぞやと思ってしまう。
神ではなく、宇宙人から物質が流れたと想像してみるとこんな具合になるぞ。
我々を宇宙人が遺伝子操作で作ったとなれば、できそこないの失敗作も出てくるので間引いたり、優秀な種だけ他の惑星に持っていってる場合もあるだろう。科学者の宇宙人が神となるのだろうか。例えば、我々がこれから、火星を人間が住めるようにするために、海を作り、大気を作り、大陸を作り、火星にいる生物を遺伝子操作して、我々のためのサイボ－グロボットとして、働いてもらい、我々に都合良いように時々予言をして(計画を発表して)、我々に近い容姿で、脳の進化だけは我々の脳を越えられないようにしておき、我々が最高神になるのだろうか。
それとも、無から何かが生まれるのだろうか。真空から飛び出すマイナス電子とプラス電子のような物質界と霊界が同時に無からできるのか、悩むところである。
また。プラトンのイデア理論も少し曖昧だ。それより、『お天道様に向かって誠の精神。』『誠とは言葉と精神と行動が一致している事。』と考える『黄金主義』の方がより具体的哲学ではないだろうか。
【１人知性連合会議】
－議題16：地球温暖化、気候変動、異常気象、CO2排出、ヒ－トアイランド、等の問題をどう解決するか。
【安東恭助解答】
この問題は縦割り科学で各々の分野で考え対策を実行しても、応急処置に終わるか、まったく逆向きの対策になる場合もある。
総合病院であらゆる角度から検査して診断をして処方するように、この地球レベルの病気もあらゆる分野からの綜合検査をして、総合的に診断対策しなくてはならない。その場合にもれなく考えられるすべてのファクタ－をコンピュ－タ－にぶちこみシミュレ－ションしながら逐次対策を立てていかなければならない。そのためには、やはり、世界の頭脳を結ぶ『知連』構築しなくてはならないのだ。
果たして、人間活動によって排出されるCO2だけが温暖化のファクタ－なのだろうか。エルニ－ニョの本当の原因はペルー沖の海底でかなり細長く地面が割れていて海底火山 の羅列みたいなのが海底噴火していると聞いた事がある。それならば、生きている地球の呼吸のようなサイクルであり、どうにもならないではないか。それに温暖化の影響で北極や南極の氷が溶けて、寒い地域の塩分濃度が薄まると、地球の海を流れている海洋深層大海流 が止まり、まるで、心臓の血流の流れが止まるがごとく、小氷河期が2030年ぐらいからくるかもしれないという。そうしたら、寒い国々が食糧難になり、民族大移動が起こるかもしれないではないか。紛争がさらに起こるかもしれない。そのためには、国境をなくした、世界天国を作る作業に今から取りかかるべきだし、国の利益を最優先にする国連や国際法等はいきなり形骸化してしまうだろうから、知連を作り始める必要もあるのである。
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