カイトと恋人の ディナーに出かける。
とあるビルで突然、「ドスン」と大きな音が聞こえる。管理人が「誰か」と叫ぶとちょうどカイトの姿が。管理人の許可を得て、被害者宅に侵入。チェーンを切り中に入るとパソコンに遺書らしきものが・・・。

捜査一課の調査によると被害者は宮坂敬一。投資アドバイサー。昔は人気だったが今は落ち目。そこに右京が米沢さんから知らせで捜査に加わる。右京によるとカーテンが注目。なぜなら自殺する人が窓を開けてカーテンだけを閉めるか?そして部屋の各所にルミノール反応を確認。犯人は宮坂を殺害後カイトが部屋に入った瞬間を見て逃亡したと推理。

死因は撲殺。遺書は犯人による偽造。さらに被害者が死ぬ直前にボクシングの結果のサイトを見ていたことからボクシング事務を訪ねる。ボクサーの荒木はかつてゴールデンボーイと言われていた。公開練習後トレーナーの石堂から話を聞くと、宮坂は荒木の地元の先輩で親交があった。世界タイトル挑戦が決まった直後からスポンサーを探したりして、親しくなったらしい。アリバイを確認すると皆はっきりしない。カイトは石堂の右手の怪我を疑い、宮坂を殴ったのではと。しかし包帯を取ると間違いなく火傷のあとだった。

カイトはみんなのアリバイを聞いたとき報道では自殺と言っていたのに「宮坂さんは自殺じゃないんですか」と聞かなかったことからあんな行為を取ったという。

右京たちは防犯カメラに写っていたビルの社長の柳田を訪ねる。柳田によると7時に訪ねる予定だったが、踏切事故によって遅れてしまった。宮坂宅に訪ねると応答がなかったのですぐに帰ったという。

カイトはボクシングジムに入会する。まわりから疎ましく思われながら荒木に接触。カイトは荒木に自分の練習を見ろと挑発。そこでの努力が少しは認められたものの「ボクサーはトレーニングを意識して常に階段を使ったりする」と聞く。もし、犯人がボクシング関係者ならば宮坂の部屋に行くのに階段を使った可能性がある。ならば防犯カメラに写らない。

右京はボクシング記者から柳田が荒木の後援者を募っていた事を知る。

ジムでは荒木が無茶な減量が元で倒れてしまう。
カイトが「なぜここまで無茶をする」と
荒木が「ボクシングはもっとも美しく残酷で奇跡的なスポーツなんだ」
「限界まで打って打たれても、たった一発のパンチですべて変わることもある」
「ボクシングの世界において確かに神様はいるが死にも狂いで努力した者にしか神様は微笑まない」

また右京は柳田の事務所を訪ねると柳田が留守中を狙いメモリーチップを落としたと言い、柳田のパソコンを調べる。柳田は右京たちが訪ねた時、パソコンを慌ててしまった事に注目。そこにあったのはYJKパートーナ―ズ。裏はヤクザの桜心会の経営。
6係の協力をして賭博をしている事務所を特命係。そこで荒木の試合が賭け試合の対象になっていたとしる。さらに柳田もそれに加わっている可能性が高い。

カイトは思わず荒木を訪ねると石堂と会う。荒木が小学校の頃からジムに顔を出していた昔話しを聞いていると携帯に連絡が。右京の話によると柳田はスポーツ賭博の常習だったと知る。さらに宮坂も同じ。柳田は胴元から2億の借金があった。借金が返済できなければ桜心会に殺される。つまり荒木を支援できる所ではなかった。しかし、柳田は事務所にはいなかった。カイトはここに来ることを石堂が聞いていたかもしれないと思いだす。

ジムに行くと柳田が倒れて石堂がいた。
右京の推理。
宮坂も柳田も荒木の試合が狙いだった。つまり八百長を仕組もうとしていた。柳田は胴元に荒木が負けると伝えて借金の帳消し狙い。宮坂は荒木の負けに掛けて大穴の大金を手に入れようと二人は協力関係にあった。
宮坂を殺したのは荒木。荒木は桜心会から借金していてその証文があった。しかしそれは宮坂の罠。柳田の紹介でジムに1000万融資してもらったが、その融資相手は桜心会のトップで、それだけでスキャンダルのネタになった。宮坂は黙っててほしければ世界戦ワザと負けろと言ってきた。断って帰ろうとしたとき、宮坂のボクシングの冒涜した言葉に荒木はとっさに宮坂を殴ってしまった。しかし打ちどころが悪く宮坂は死んでしまった。恐怖と気の動転から部屋から立ち去ったのち柳田が訪ねてきた。柳田は宮坂が死んでいた事から、ずべてを察して絶交の脅迫ネタを手に入れたと確信した。そこで遺書や転落の偽装工作をし翌朝、荒木をさらに脅迫されていた。

苦しんだ荒木は最後は自殺してしまった。石堂が荒木の部屋を訪ねた時遺書が残されて全てを知った石堂が復讐のために柳田を殺害。

やりきれない思いでカイトは茫然と立ち尽くす。

事件解決後、次長とあっていた右京は
「あれの不手際で犯人は死にあらたな犠牲者を出してしまった、時々息子だということを忘れたいよ」とカイトを不出来を嘆く次長に対して
「少なくとも彼は無力だったことを知り、事件忘れないようにしている」と弁護。
「都合の悪い事をいつまでも忘れない。あいつらしいかもな」と次長も認めつつ、特命係に戻った右京さんでした。