ある旅館で、議員秘書が死亡。捜査一課は当初、自殺と睨んでいたが、容疑者として元カレが浮上。別れた後も付きまとい、事件後行方不明と話をしていた伊丹、芹沢、米沢、角田課長。実はカイト主催のCA合コンの最中だった。しかし、合コンはかみ合わず、角田課長に至っては芹沢に「寝ちゃダメ」と言われる始末。しかし、伊丹だけは山根みちると良い雰囲気に。

翌日、デイリー東和が事件の容疑者に元カレが容疑者として浮上しているスクープにより、捜査情報が漏えいしたのではと大騒ぎ。伊丹が昨夜、山根みちるに話したことが原因ではと不安に思い、カイトを訪ねる。しかしカイトも昨日初めて会ったので詳しくは解らないとの事。

美和子さんのツテで帝都新聞の照本を訪ねると、山根みちるの正体は東和新聞の記者であることが判明。山根の携帯に連絡しても音信不通。しかし右京さんは、なぜ彼女がこのような行動をとったのか真相が判明するまで、正体を掴んだことを隠した方がいいと提案。そして、事件について調べる事になった。

資料によると、被害者は岸倉議員の秘書、田所。死因は青酸カリによる服毒死。死亡時刻は2~4時。現場は政治家達が密談に使われる旅館で、入口以外に裏口があるような部屋。事件当日、夕方から支援者との会合があり、その準備のために旅館を訪れていたと思われる。
第一発見者は旅館の女将。夕方の料理を聞くために部屋を訪ねた所を発見したらしい。しかし、通報したのは別の秘書によるもの。遺書は発見されなかったが、同僚の秘書によると仕事に悩んでいたらしい。しかし右京さんは写真と部屋を見比べある発見をする。
旅館内を探索するうちに調理場にでる。そこで調理ノートを発見する。事件当日、現場のメニューを確認しようとするが、記載されていない。女将に話を聞くと、特別メニューだったから記載しなかったという。
その時、伊丹の携帯に容疑者の元カレの高野の身柄を確保したと連絡がはいる。取調に応じるものも容疑は否定。物証もなく、逮捕は難しようである。
鑑識を訪ねると、現場には星形のバッジのようなものが発見。さらに仕事用と思われるノートパソコンを見つけるが、データは全て削除されていた。

岸倉議員を訪ねると、田所と高野の交際について尋ねる。高野は逮捕歴があったためマスコミ対策のために別れるように言われていたのではと思われたが、実は本人から言いだしたことと証言した。

次いで田所を部屋を捜索。そこで現場にあったものよりも新型のノートパソコンを発見する。しかし、両方とも名前が明記されていたことから仕事用と思われる。しかし買い換えたならば普通データを削除する。つまりデータを削除したのは田所本人。さらに旧型をあえて持ち込む理由はない。つまり現場のパソコンは誰かに持ち込まれたもの。現場は偽装されたものの可能性がある。

翌日、東和日報が容疑者のアリバイが確保され、警察の捜査を批判するスクープを出す。しかし、デイリー東和が殺人事件とスクープしておきながら、同じ系列会社が自殺であるかのようなスクープを出している。
その後、監察官に伊丹と特命係が呼び出される。全てを白状する伊丹だったが、右京さんは今回のスクープ記事は事件の裏に隠された事実を隠ぺい工作だと推理する。

部屋を出ると、伊丹のもとに山根みちるから電話がはいる。そこで右京さんは一計を案じ、罠を仕掛ける。伊丹に極秘情報を匂わせ、トイレに立ち、さらに幸子さんや右京さんが芝居して、山根が手帳を盗み見るように仕向ける。
2人が別れた後、カイトが山根を尾行すると、岸倉議員と接触する場面に遭遇する。右京さんは田所の人物像が岸倉議員によるものだったので、岸倉議員が事件に関係していると推理していた。

翌日、またも東和日報がスクープを出す。田所の死亡時に使われた毒物の入手経路について。裏をとると、記事は事実のようだったが、なぜ今頃になってこのような記事を・・・。右京さんの推理によると田所が自殺なのは間違いなく、岸倉議員もそれを知っていた。そもそも事件当日、会合はなく、自殺の理由を隠すためにとっさに現場を偽装したのだと思われる。では田所はなぜ、そこにいたのか?それは男女の密会。客間には湯呑が写真では5客あるはずなのに、現場には4客しかない。秘書が処分した可能性が高い。では相手の男性は?

伊丹に頼んで、高野を問い合わせる。田所は初めは「打算で付き合ったが本気になった」と言う。さらにその相手は「先生」と呼ばれていた。田所の携帯を調べると先生と呼ばれる人物は多数いる。伊丹がデータ削除されたノートパソコンを調べると、右京さんが単語登録を発見する。そこで「比呂臣」の文字を発見。現職の外務大臣の羽村比呂臣。田所の相手は羽村の可能性がある。そうだとすると羽村が男女のもつれで自殺をしたら一大スキャンダル。それを隠すために岸倉議員と山根みちるが隠ぺい工作をしたと思われる。がしかし、自殺である以上、再捜査は難しい。事件当日の羽村大臣のリトビアの反政府工作員の入国問題の会見ビデオを見ている時に右京さんはある発見をする。

新聞社で山根みちるを待ち伏せる伊丹。特命係と話をすると、事件の真相について尋ねるが羽村大臣が現場にいったことは否定する。そこでカイトは国際難民支援の記念リボンを見せる、外務省の限られた人しか渡されないもので、羽村大臣ももっていた。そこで大臣のVTRを確認すると朝は3つあった星が、夕方には2つになっている。現場にあった星がそうである。

実は事件当日、エルドビアの反政府組織のリーダーが入国して国際問題になりかねない大きな事件があったとき、大臣が外務省を抜け出して、田所と会っていた。さらに自殺に使われた毒物のビンが開いていた事から初めから、田所は自殺を考えていたが、羽村はそれを拒んだ。羽村のしたことは目の前で自殺しようとしている人間を見捨てようとしていたのだった。

山根は羽村は国を動かす重要な人物だと断言し、伊丹から情報を聞き出した訳ではないと言い、その場を去った。

一連の報告書を大河内監察官に提出した後、「報告書を預けます」と言った。その後、東和日報以外の全紙が羽村大臣のスキャンダルを一面に報道する。さらに東和日報の情報操作を批判する記事まで書かれた。羽村大臣は緊急入院を発表するもマスコミに追及される。

次長が大河内からの報告をうけ、特命係について聞いてくる。監察官は「もろ刃の剣」と言うも、次長は詳しく特命係について問いただす。

カイトは伊丹から「お前らの好き勝手な行動は絶対に認めない」と言うが、カイトは悔しがる素振りはない。

右京さんは花の里で、幸子さんから「初めて役に立てた」と良い雰囲気だった。