書評「中国の旅」本多勝一 (序) | 気になる報道の備忘録

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これは、歴史的価値が極めて高い書籍である。

ただし、プロパガンダというものが確かにある、ということを世に示すという点において。

最初は、1971年8月から12月までに朝日新聞に載り、『朝日ジャーナル』、『週刊朝日』にも掲載されたルポルタージュだそうで、その後書籍化されたものである。

 

今から50年ちかく前の、情報統制が厳しい共産主義国での「取材」である。様々な虚飾がはげ落ちてみると、ありえない事柄であふれており哀れだ。一読しただけで、「そもそも書籍名からおかしい」と感じる。

「中国反日プロパガンダの研究」という趣旨がぴったりだ。

 

朝日新聞が、なぜこれほど中国が好きなのかがわからない。中心基準など設定不能なのだから「不偏不党」は実現しない綱領とはいえ、この偏向ぶりは理解できない。

 

具体的な検証は、これからじっくりまとめて行きたい。