こんにちは、はりきゅう学科高橋です。
ブログご覧いただき感謝いたします。素晴らしいイベントを行いましたのでその報告 をいたします!
今年度、実ははりきゅう学科の鍼灸界の大御所をお呼びする2大イベントを夏季と冬季に企画いたしました。1回目は夏季に行いました中医学のパイオニア。 兵頭明 先生に「認知症対策のこれから」というタイトルで行っていただきました。非常に暑い中でしたが、さらに「熱い講義」」をでした!!
そして、今回冬季には。。なんと 村上裕彦 先生が来て下さいました!!テーマは「東西医学融合鍼灸の実際」というもので、東西の医学を実際に臨床上で融合させている長野式治療法を紹介して下さいました。寒い中でしたが、またもや「熱い講義」、そして「温かい講義」でした!
皆さん、もちろん「長野式研究会」はご存じですか?鍼灸師の皆さんで知らない方は勉強不足と言われてしまってもおかしくありません。そして勿体ない!!(知らなかった方は、今すぐチェック!→長野式研究会wkeynetHP http://www.wkey.jp/)簡単に説明させ戴きますと、大分で開業されていた長野潔先生が行っていた治療法をまとめた治療法が長野式治療法と呼ばれます。この長野先生の行っていた治療法は、古典だけでなく現代医学の知識も包括したもので、非常にユニークかつ素晴らしい物でした。しかし、長野先生は脈診の達人であり、治療の中心が脈診であったため、常人では理解できない事も多かったようです。
長野先生がまとめた内容を医道の日本に投稿したのですが、レベルの高さからか当時、反響はなかったそうです。しかし、その投稿を見て、現在アメリカ、ハーバード大学で講師を務める松本岐子先生が「この人こそ、私の師匠だ」と思い立ち師事しました(長野潔先生の2冊の著書『鍼灸臨床わが三十年の軌跡』と『鍼灸臨床新治療法の探究』参照)この、松本先生が長野先生の脈診を腹診とリンクさせ体系立てた事で一気に裾野が広がりました。興味を持たれている方も多いかと思います。現在の様子は、HPなどでご覧ください。
4時間の講義でしたが、「長野式処置法の実際」という事で、イメージしやすいよう実際にあった症例を長野式の所見の取り方・考え方・その処置法・症状が起こったバックグラウンドなど、様々な事を絡めながら非常に楽しくお話を戴きました。特に何度もおっしゃっていました「○○い物が体に与える影響の大きさ」(○○とは何だと思います?)、という事など多岐にわたるお話をたっぷりと聞かせて頂きました。
「現在、鍼灸治療にかかる人の割合って2%程度なんです。私の人生の目標はその%を5%まで引き上げたい!この素晴らしい治療法をぜひ広めたい!!もし、達成できた暁にはその%を村上の棺桶の隅にでも書いて頂いて(笑)できれば、その数は多い方が良いですから、その為に皆さんの協力が必要なんですよ。鍼灸って本当に素晴らしい治療法なんですからぜひ広まってほしい!!」 こんなお話をされる先生なんです。本当に温かく熱いお方です。
後半は実技デモをおこなっていただき、あっという間の4時間でした。
今回は、学生・卒業生・一般の方と様々な臨床歴の方が集まりましたが、本当に皆さん目の色輝かして聞いていました。帰りには、熱が乗り移ったかのように(笑)みな「鍼灸ってすごいですね!」なんてお話をされていました。
終ったあとは、長野式の生みの親、長野潔先生の本の販売や(村上先生のサイン付き!)熱の籠った学生からの質問などで、1時間位お付き合いいただきました。村上先生、本当にありがとうございました。

たくさんの方にいらしていただきました。講義の中では、臨床の実際という事で、村上先生が治療された症例の解説も有りました
受付をしてくれた阿江先生と橘先生。受付で受講中(笑)奥には「鍼灸命」(村上先生制作)の旗が!!
実技に移り先生もお色直し(笑)
「やっぱり鍼灸だ!」このカラーは先生の治療院のカラー。素敵です先生(T_T)

皆真剣。先生の手つき・言葉・ホワイトボードに書かれた患者情報を見てます
会場の都合から、後ろの方は立ち見でした。皆さんご協力ありがとう!
写真からも先生の熱気が伝わってきます。患者さんが変化していく様はまるでマジックのようです!
途中、「じゃ、○○取穴して」や「○○にお灸して」なんて指示されます。ドキドキしながら(笑)触れてみると、「えーとね、もう1㎜下」とか「グリっとしたのがない?」なんて言われながら実際の臨床を体感する。皆、ちゃんと学べばしっかり出来るんです。それを村上先生は言わずとも伝えてくれてます。
受講後に卒業生マツモト君と写真撮影。お疲れであるのに、最高の笑顔!
先生は「鍼灸は素晴らしい!!」と声を大にして教えてくれます。「あなたたちが選んだ仕事を誇りに思った方が良い」とも言ってくれます。温かいんです!!
この温かさを忘れず、いつも楽しく勉強して、世の中の役に立っていきたいですよね。
村上先生、本当にありがとうございました。
また、ご参加いただいた方も本当にありがとうございました!!