ひと月が経過し、お陰様でスペシャルクラスも新メンバーが集まってきてくれています。
※最近写真撮ってないですが、やはりブログ書く時に写真が無いと少し寂しいですよね。。
前回のレポートでお伝えの通り、新テーマ・新メニューも積極的に採用していくのが2024年度のコンセプトです。
年間テーマの半分程度でしょうか?
アカデミー生の成長に対し、新たな発見があることを楽しみに取り組んでいきます。
テーマ
◼︎ 2-1 スルーパス&ファーストタッチ
W-UP
・トライアングルパス
①2人称
②3人称
TR-1
・4vs4vs4スルーパスゴール
TR-2
・4+2Svs4+2S(4ゴール)
GAME
・5vs5+GK
キーファクター
①スキャニング
→ピッチ全体像の把握(味方・相手・スペース・ボール・ゴール)
②出し手と受け手の関係性
A:出し手
→インフォメーション
※角度を付けたファーストタッチ(足下へ止めない)
※ヘッドアップ(アイコンタクト)
→パスの質
※タイミング(基本的には受け手の出足1歩目に合わせる)
※コース(受け手の進行方向・プレーし易い位置)
※スピード(受け手の動きが止まらない)
B:受け手
→背後への動き出し
※スペースを作る・マークをズラすための予備動作(ボールの移動中/パスまたはドリブル中)
※動き出しのタイミング(アイコンタクトした瞬間・マークの重心がズレた瞬間)
→ファーストタッチ
※シュートを打ち易い位置
※相手から遠い位置
③モビリティ
→スルーパスから連続的な動き
出し手(スルーパス)と受け手(ファーストタッチ)の関係性を切り取ったテーマで、アカデミー生もスーッとイメージできる様な、簡単なオーガナイズです。
日本人は、変にこだわって難しく考え(伝え)ようとし過ぎる傾向があり、海外のメソッドは、シンプルで分かり易いし明確に言語化されている。
接しているのは子ども達であり。
最近話が長いんだよなーと感じることも多くなってきました。
しかしながら大事なことは、理解するまで伝え続ける。
その匙加減が難しいですね。
特待生5年Jun選手・4年Kaoru選手が、認知の伴ったコミュニケーションと実行で基準を示してくれています。
プルアップされながらも、マインド高くその役割を担ってくれる選手が現れることを期待します。
今回のテーマでは、自然と味方を生かす(出し手)選手・味方に生かされる(受け手)選手に別れ、5年Hayato選手はスペースの認知に長け、パスを引き出すことが多かったですね。
ただし、オフサイドラインに張り過ぎる傾向も強いので、予備動作で駆け引きをしながらタイミングを測ること、或いは、味方にスペースを作ってあげる囮になることも必要です。
とは言え、1週目のトレーニングで受け手としてキーファクターを意識しながらプレーしてくれました。
余談ですが、GKも反射神経速く、足下のシュートにも対応でき上手かったです。
そして、認知とコミュニケーションが不足している選手は、中々ボールが回って来なかったですね。
「認知→判断→実行」この思考をスマートに。
GWの影響で、あと2週のトレーニングになるので、集中力高く取り組んでいきましょう。