◾︎3on3・スルーパス
W-UP
・ドーナツドリブル鬼ごっこ
キーファクター
①ボールの置き所_相手から遠い位置
②身体操作_上半身でブロックしながらターン
③方向転換_ボールの持ち直し
④ルックアラウンド_状況認知
⑤サポート_ボール状況に応じた適切な位置
TR-1
・2vs1+1+2Sドリブル突破
TR-2
・セパレートゲーム(2DF+1DFまたは1DF+2DF)
キーファクター
①出し手と受け手の関係性
A:出し手
→ファーストタッチを動かす(オープン・カットイン・ギャップ)
→インフォメーション(アイコンタクト)
B:受け手
→身体の向き
→OFFの駆け引き(予備動作)
→動き出し(プルアウェイ・ダイアゴナルラン等)
→ファーストタッチ
②スペースでボールとヒトをマッチさせる
→タイミング_受け手が1歩進んだ時
→コース_スペースor足下
→スピード
※基本的にこの3点を意識することでコンビネーションが成立します
③コミュニケーション
④認知
→相手ディフェンスの状態を把握する
→空いたスペースを逃さない
※特に、2ndDF(カバーリング)の状態を観ておく
⑤3人目の動き
GAME
・アルファ 3on3 フットボール
キーファクター
①テーマを意識する_普段のプレーから5回に1回程度、自然とテーマに沿ったプレーが引き出せたら成長
今回のテーマは、非常に頭の使うトレーニングで、アカデミー生は身体よりも脳みそが疲れていたのではないでしょうか?
ワンパターンになりプレーを繰り返すだけで攻めあぐねているシーンも少なく無かったですが、柔軟な思考を持っている選手は、ある意味「攻略法」を楽しみながら模索している様子でした。
特に6年Ryouhei選手は、味方とのコンビネーションを成立させるために、自分のイメージを発信しながらプレーしつつ、相手状況を洞察しつつ、視野が狭くなることなく、柔軟なプレーができていました。
その様に、全体像を描けている選手は、個別具体的事象(技術的ミス)も少ないです。
W-UPの動画を観てみると、鬼にボールを蹴り出されている選手は、持ち方が悪いのが分かると思います。
常に相手を意識しながらもプレッシャーが掛かっても良い緊張感で冷静にボールコントロールする。
技術的(個別具体的事象)な安定感が、精神的な自信に繋がり、全体像を意識するための土台となります。
では、どの様に全体像を描くのか?
スルーパスというコンビネーションは、みんなもご存知の通り、スペースへ走り込ませるパスです。
その空間を使う時に重要となるのが、カバーリングの位置にいる相手のポジショニングです。
もっと具体的に言うと、その相手がスペースへ走り込む味方の状況を認知しているのか?
相手の目線や身体の向きを洞察することで、こちらのプレーに対する準備(ポジショニング・状態)や予測(目線)をしているのか否か?を把握することができます。
相手が、味方の出し手サイドに向いていてポジショニングも寄っているのであれば、スペースが空いている状態だからスルーパスが有効となる。
コンドゥクシオン(運ぶドリブル)で探ったり、ポゼッションしながら相手のズレを探ったり、囮となる様なダイナミック且つ流動的な動きをすることで、相手の隙(チャンス)を逃さないこと。
そして、何よりも出し手と受け手の関係性がマッチしなければ成立しないコンビネーションなので、共通理解をするためのコミュニケーション(声・ジェスチャー・アイコンタクト)が大切です。
次回も頭フル回転で、頑張っていきましょう!
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チラシがありますので、ご希望の際は、事務局またはコーチまで、お声掛けください。