毎度おなじみ、
相棒のアルパカと共に
自宅(埼玉)を朝６時半に出て、
9時半過ぎに金沢に到着✨
まずは、北陸新幹線に感謝です
以前のブログにも書きましたが、
本来は能登半島地震で
被災した地域に出向いて、
倒壊した家屋の片付けや
がれき撤去、清掃活動などを
ボランティアをさせて頂くはずでした。
でもボランティア志願者が
多くいたようで、
残念ながら定員オーバーで
私は申し込みが叶わず
その分、気持ちを切り替えて、
まずは幸運にもボラ枠に
申し込めた方々のご活躍と無事を祈りつつ、
私は、私で
作業着と軍手を装備せずとも、
出来る限りのことをしようと
観光客の減少が悩ましいという地域に
出向いてみることにしました
1日目、まず訪れたのは
羽咋(はくい)市。
金沢駅から約１時間で着く
のどかな街です
日本の海岸ではめずらしい
砂浜を車で走行できる
千里浜海岸や道の駅、
本殿や拝殿、神門が
国の重要文化財となっている
気多神社に
レンタサイクルで4時間
めぐってきました
自転車で走っていて、
道路のそこかしこに凹凸があるのを
気付かされました。
薄いグレーのアスファルトに、
黒っぽい鼠色のアスファルトが
かぶさるように修復された道路。
さらにまた周囲に目を向ければ
民家の塀もひび割れたところも。
以前見た羽咋市のニュースで
印象に残っている言葉がありました。
テキスト北陸放送2024.02.28付
本来は、みんながみんな
大変なはずなのですが、
やはりその軽重を考えるのも
人の心の自然な在り方。
住民のみなさんの
下知らずな我慢の声は、
耳をすませないと
聞かれることのない、
小さな声なのかもしれません
そして、関東に住んでいると
現地の様子も分からないので、
『観光に行ったら迷惑では？』と
観光自粛な雰囲気さえ
生じてしまう可能性もあります。
今回、現地に行ってみて、
道路の修復の後から
地震の爪痕を感じたり、
レンタサイクルの受付の方や
ゴハン屋さんでお話した方の
『もう、二度とあんな目には
遭いたくない』
という声を聞いて、
テレビ画面や新聞記事だけでは
分からない苦々しさを
少し味わった気がします。
でもそれ以上に、
現地の方々が
元の生活を取り戻そうと
様々な活動をしていることも
分かりました
買い物をしたり、
現地のものを味わったり、
お話したり、
そんな体験を発信したりして、
瓦礫の撤去作業のような
直接的な力仕事で
お手伝いできなくても
これもひとつの形かなと
感じた日となりました
２日目の話は、
また次のブログで
(二泊三日でいろんなお酒呑みました。笑)
