煙草の煙が好きだなんて知らなかった
健康ブームの中で稀に見る存在
煙草の匂いは好きだけど
君は煙草を吸わないんだね
君の近くにいる煙草を吸う人は誰だろう
家族の中の誰かかな それとも…
煙草の煙が好きだなんて知らなかった
健康ブームの中で稀に見る存在
煙草の匂いは好きだけど
君は煙草を吸わないんだね
君の近くにいる煙草を吸う人は誰だろう
家族の中の誰かかな それとも…
照明が薄暗くて君の顔が見えない
酒の力を借りて 饒舌に話すけれど
席の遠い君には 声は届かなくて
ペースを考えないで飲み食いした為
ぼんやりとした気分になった
気がついた頃には幹事になっていて
損な役を任されている容量の悪さ
楽しいはずの送別会の席が
ゆっくりした速度で色を失っていく
ポジティブに考えられる性格に生まれたかった
ネガティブに考えてしまう自分が情けない
気持ちよく眠れるはずだったのに
今日は眠れない夜になりそうだ
ギター担いで電車に乗る
仕事に向かうサラリーマンと目が合う
嫉んでいるような 懐かしむような
どちらとも取れない視線を受ける
薄暗い部屋でモーニングコーヒー
荒削りなギターの音色
遠く響く風呂場のシャワー
こたつ付近で楽譜を確認しながら
寝起きの頭で煙草を吹かす家主
カーテンから刺す日差し穏やかに
開け放った窓から入り込む風
重い瞼を引き締める