僕はもう立派な大人で
とっても子供だ

親元を離れていないし
学生と言う執行猶予の身
社会の辛さを知らない

嗚呼 お酒が飲めない
ビールの美味さがわからない

いつになったら大人になりきれるのかな
酒の美味さを知れるのかな



過ぎ去りしあの日の僕へ



何もかもが楽しくてしょうがなかった

まわりの見る目なんて気にならなかった

そうすることが僕の日常だった


季節が過ぎていく事も

雨が何を語りかけているのかも

雑踏の喧騒さえも味方に付けて

世の中に不満も無かった


他人の感情に鈍感で

自分の気持ちに素直

それでよかった 全てだった


あらゆるノイズをBGMにして

放送室の芳香剤が妙に鼻につく

日が暮れていくのを窓から見てた


曇ってしまったメガネのレンズ

灰色に見える風景が

今の僕のリアル 大人になりかけの視力


あの日光の粒は

一体何処へ行ってしまったんだろう

失われた記憶の中の夢は?