ライブ行きたいなぁ なんて思う

ラジオから流れる音楽や

携帯プレイヤーで聴く音楽


洗練された音が僕を包み込む

音楽とは『力』だって思う

そのものが力であるし

聴いた人間に力を与えてくれる


i-podを聴きながら

自転車をすっ飛ばしてバイトへ

途中信号無視なんかしそうになりながら

高鳴る気持ちを抑えきれなくなる


踊ってしまえばいいのだけれど

そんな勇気は僕には無くて

自転車を漕ぐペダルに力を込めるんだ


ロックがなんだ

ポップがなんだ

メタルがなんだ


ジャンルなんて気にすんなよ

自分が好きならそれでいい

かっこわるいくらいが丁度いい


好きな歌を口ずさみながら

明日もまた自転車をすっ飛ばすのさ

午前5時

上着を羽織って

サンダルを突っかけて自販機まで

煙草を買いに出掛けた


両手をポケットに突っ込んで

近くのコンビニまで歩いてく

入り口付近 煙草に火を点けて

深く吸い込んだ息を空へ吐き出す


もうすぐ冬がやってくるんだなぁ

なんて 白い息の行く先を見つめて思う

暖かい店内で納品する店員

肉まん一つ買って帰る


遠くの空が色付くのを見ていると

目の前を猫が横切っていく

静かな住宅街を走るバイク

建設予定の看板の表記

フライングで捨てられたゴミ袋


あぁ どうでもいいことが

とても斬新に見えて

面白いんだよなぁ


そうやってまた

静かな街を歩いていく

何回悩んで考えたのか

それでも答えは出せなくて

答えなんてないもんだって

そう言い切れるくらい

大人になりきれない自分



哀しくて 落ち込んだ時

ジタバタもがいてみるけれど

結局 似たような位置に落ち着く


ある程度の距離を取った場所

自分を全て委ねるわけでなく

個人と個人を分ける境界


本音で語れる人は少ない

自分にとって害のない人

ある意味 絶対自分とは違う人


人と距離を持ち

独自の心情を持つ人

ある程度の妥協と

曲げる事のない芯を持つ



価値観なんて誰も違う

完全な共有なんてできない

わかっていても理解して欲しい気持ち

理解してくれてるかもという期待


言葉が僕を揺るがす

貴方のその言葉が

何を意図しているのか

わからない


けれど

僕への歩み寄りを感じ

安心感をもたらす言葉

頼ってしまいたくなる

そんな 貴方の肩に



怖い 頼りたいと思うこと

今の自分じゃなくなること

心の中に入り込まれること

貴方を知りたいと思うこと

それを忘れてしまうこと



その人を知ること

その人と関係してしまうこと

その人の心に入り込むこと

その人に拒絶されること





======================


あぁあ 気がつけばあんなちっぽけな物でつながってたんだ

あぁあ 手ぶらになって歩いてみりゃ 楽かもしんないな



チャットモンチー 『シャングリラ』

======================