僕の隣は空けておくよ
いつ出会うかもしれない人の為に

僕の隣は空けておくよ
僕の事を一杯知ってもらうために

夢のような日々を想い
今日も相変わらず過ごしている

いつか出逢うと信じて
明日もまた一人でベンチに座る



僕の隣は空いているよ
恥ずかしがらないで話をしよう

僕の隣は空いているよ
僕が話し掛ければいいのだろうか

夢のような日々を想い
ベンチに座り煙草を吸う

いつか出逢うと信じて
来週もまた一人ベンチで待っている
本当の僕を見つけた人は
今までにどれだけいただろうか


考えてみれば
本当の自分なんてわからなくて
それを見つけた人なんて 
それ以上にわからない

今思えば右手だけで足りるくらいの人にしか
心を許していないのかもしれない

心を許してくれた人はいた気がする
でも 自分は自分を出していただろうか
偽ってはいないにしても 全部は出してない
隠していた部分があったのじゃないか




そう思うと 自分が嫌いになる






人間は少なからず騙し騙し生きていると思う
偽ることで自分を保ち 人との関係を続けている
盾を持たない人が 見えない言葉の攻撃を防げるわけがない

無意識に人は 言葉という武器で相手を傷つける
言葉は意思に関係なく相手に想いを伝える
80%の想いしか人に伝えてくれない
万能の情報伝達手段でありながら 見えない刃なのだ

見えない刃と見えない盾に守られた人
丸裸の自分を見せる相手は よほどの信頼を得ているのだ

自分の愛した人にさえその装備を外させる事は難しい
それほど人は弱いし疑り深い生き物なのだ



そんな僕を武装解除できる人
もしかして 貴方なら







『もうひとりのきみ、見つけた』












そう言ってくれるかもしれない
神社へと続く道 そこへと伸びる列の中
押しつ 押されつ 進む道

夜道に開く屋台から 香りの誘惑
だけど財布は 寂しいのさ

ほらほら 押すんじゃないよ
前には子供がいるんだからさ

そんなところに たむろするなよ
店の中に入れないだろう

何の祭りかわからないけれど
祭りの雰囲気が好きなのさ