何処かで覗くあなたを感じて

 

私はあなたに惹かれた

 

私を見つめるあなたは

 

光を浴びて影になった

 

 

そんな私はあなたを見て

 

気がついたら笑ってたね

 

頬を伝う涙が

 

私の瞳にセピア色に映った

 

 

あなたのそんな姿を見て

 

私は光の中でステップを踏んだ

 

あなたがちゃんと見ていてくれるよう

 

あなたの様子を伺いながら

 

 

あなたがとても幸せそうだったから

 

私もとても幸せだよ

 

 

そんな気持ちを心に秘めて…

使い古された言葉達を

僕はどれほど知ってるだろうか

こんなフレーズだって

もう何百回も使われているかもしれない

 

人が歩んできた歴史だけ

その人達の使った言葉がある

 

言葉ってとても素敵だけど

その数には限りがあるんだよね

自分が生きていく上で

すべてを使いきれるわけじゃないだろうけど

 

どこかの誰かが使った言葉を

知らないうちに自分がなぞる

目には見えない不思議な出会いが

星の数ほど今も行われているんだ

 

 

雨上がりの学校帰り

日が傾いたさいたまの夜空を眺め

思いのほかに強く光る星

久しぶりに澄んだ空を目にした

 

淀んだ空気を含んだ街に

こんなにも綺麗な空が隠れていたなんて

僕の目も相当濁っていたんだろう

 

電車に揺られるサラリーマンに

"お疲れ"と心で語りかけながら

繰り返す毎日を過ごしている

 

新しい出会いと必然の別れに

時の流れを感じつつも

実感の沸かない感覚を

胸の奥深くに隠し持つ

 

アルコールの弱いカクテルを

ちびちびと飲みながら交じわす会話

溶けかけたアイスクリームの味

今日のタバコは不思議と美味かった