雨と泪 -112ページ目
捨てられたぬいぐるみを見て
なんとなく切なさを覚える
汚れてしまった哀しみと
いらなくなった悲しみ
捨てられる先には
何があるんだろう
口から吐き出された
白い煙が夜闇に溶けて
先の見えない何処かへと
少しずつ少しずつ昇っていく
汚れちまった心の中身が浄土し
耳から伝わる音楽が僕のそれを即す
チョモランマの山奥に
住み着く民族の人は
広大な空を見上げ
何を想うのだろうか
ちっぽけな僕らの
ちっぽけな日常を
日々精進するための
ちょっとした心構えを
いっそ見守られていると
不安を感じるより多く
体感できるように心がけて
今日は少し眠るとしよう
あれ、気がつけばここにいる
あれ、何でそんな所にいるの
あれ、急にどうしたの
あれ、どうしてここにいるんだろう
あれ、なんで・・・あ、そうか
知り合いに会うことのない週末は
自分の好きなことだけをしていよう
嘘偽りのない自らの欲求のままに
病み上がりの喉が痛むから
暖かい室内で過ごそう
でも 出かけてみるのもいいかな
洒落たお店でカメラを買おう
自分スタイルのシンプルな
誰にも真似できない写真も撮ろう
大好きな人を撮りたいな
僕にしか見せない姿を
そして 誰にもその写真を見せないんだ
もう終わっちゃうんだ
僕だけの週末
母の日というオプション付きの・・・

