捨てられたぬいぐるみを見て

なんとなく切なさを覚える

汚れてしまった哀しみと

いらなくなった悲しみ

捨てられる先には

何があるんだろう


口から吐き出された

白い煙が夜闇に溶けて

先の見えない何処かへと

少しずつ少しずつ昇っていく

汚れちまった心の中身が浄土し

耳から伝わる音楽が僕のそれを即す


チョモランマの山奥に

住み着く民族の人は

広大な空を見上げ

何を想うのだろうか


ちっぽけな僕らの

ちっぽけな日常を

日々精進するための

ちょっとした心構えを


いっそ見守られていると

不安を感じるより多く

体感できるように心がけて

今日は少し眠るとしよう