いつどんな場面でも明日のことを考えてしまう

そう遠くない未来に起こる事実を見据える

そんな大それたことじゃないのだけれど


僕は明日に縛られている

期待と絶望を秘めた明日に

実体がない恐怖を感じる


見えない糸に繋がれているんじゃないか

すべてはその操縦士次第なんだろ?

いるはずもないモノまで見える気がする


準備をする 明日を生きるための

予定を構築しそれに対する行動を起こす

動くことに生を感じる瞬間 縛られている実感


休める 明日を生き抜くためのカラダを

流されてイク 人という集団の波に

その時をウンザリと考えながら


僕はあやつり人形

誰のために動き 誰の意志で生きるのか





今日も今日とて日はまた昇る

雑踏を駆け抜けるバイク音が

僕の気持ちをかき混ぜるとき

信号待ちをしているあなたは

何を思っているんだろうか


冷たい雨が僕の頬にあたって

雨の到来を静かに伝えるとき

寄り添い歩くカップルは

僕の姿をその眼で捉えるのか


自己主張をして止まないネオン

排気ガスを撒き散らすバス

車が通ると揺れるアスファルト


人の集う駅前という混沌で

僕の知らない人達は

個々の思考の中で

何を感じ 何を映すのか


雨の降る交差点の中

僕は見知らぬ誰かを探しています

多く語ることはないけれど

時たまポツリと話すあなたが好き

自分を捕らえて離さないその言葉は

決してあなたが拘束するのではなくて

自ら離れていくことができなくなるのです


あなたが僕をどう思っているかなんて

そんな大それたことわからないけれど

いいんだ 側にいられるだけで

だから だから どうか

ずっと変わらないあなたでいてください