「自分と向き合う事が大切」
「チャレンジすることが大切」
「これを乗り越えればきっといい未来が待っているから」
というのは聞こえはいいですが、かなり曖昧なものですよね
相手にアドバイスをするときに、これを乗り越えたら何が手に入るか
を知った上で対応することができなければ、何の解決にもなりません
とにかく頑張れとか
ここがチャンスだとか言われても
何で???となりますからね
誰かを導く人は、その先に待っているものは何なのか?
を知らないと、背中を押してあげることは難しいのではないでしょうか
ガイドする人は、自分でその道を歩んできた人でなければできないし説得力もない、影響力もないということですよね
だからこそ誰に相談するか、誰と一緒にいるかが重要になってくるのだと思います
しかし、苦難を乗り越えた人がガイドになれるかというとまた別の話
そこに一つの分かれ道が出てきます
一つ目の道は乗り越えた自分は凄い!

こんな苦労・あんな苦労を繰り返し諦めずに進んだ結果、とても素晴らしい未来を切り開き人間的にも大きくなった
という武勇伝を語り
自分にできたんだからあなたにもできる!
あなたにも乗り越えてこんな経験をしてほしい!
だから頑張ってみよう!
と自分の話をしてしまう道です
それを聴くと
「あなただからできたんでしょ。。。」
いう思いがつきまとい
「そうか、やってみよう!」
という行動にはつながりにくいということです
二つ目の道は、まさしくガイドの道

相手の話をとことん聞き、話を掘り下げ誰よりも相手のことを知ろうとする
そして、相手の本当の問題を見つけ出し、問題解決の選択肢を広げ、最善の方法で素早い行動につなげていく
その後の未来を語りながら…
あくまでも相手が主役の道です
この前提があった上で、ここからが本題です
では後悔のメカニズムでお伝えした
①怒り(anger)
②悲しみ(sadness)
③恐怖(fear)
④後悔(guilt)
について、この4つを乗り越えた先に何があるかですが
乗り越えるということは受け入れるということ
感情から逃げて押しのけている状態から、認め受け入れることです
まずは【怒り】
怒りの裏側にあるのは、「何かを隠そうとしている」心理が働くためで自分の弱さや都合が悪い時に、
怒って相手を押さえつけようとしている状態です
自分の弱さを受け入れ、認めることで
「そんな弱さも自分の一部」
「こんな自分でも良い所はたくさんあるんだ」
と自分に対して【自信】がもてるようになる
【自信】

へと変わっていくのです
自分に自信が持てたならば、何も隠すことなくオープンでいられることに繋がっていくことでしょう
次に、【悲しみ】
自分が大切にしていたものを失ったり、大切な人を亡くしたり…
そんな時、何でこうなったんだろうと深い悲しみに暮れ、自分のせいだと自分を責めてしまったり
そんな自分を受け入れた先には、相手を思いやる気持ちの大きさに触れ、自分の中にとても大きな【愛】
があったことに気付く
【愛】
に溢れた人へと変わっていくことになるでしょう

そして、【恐怖】
このままだと全ての人に嫌われてしまう
生涯孤独になってしまうかもしれない
そんな【恐怖】は、人と繋がれなくなってしまうことへの恐れ
孤立してしまうことへの恐れ
そんな【恐怖】を受け入れることが出来たなら
本当は繋がりたい
みんなと繋がりたい
ずっと繋がっていたい
という想いに気付き
人との繋がることへのチャレンジ
【勇気】

へと変わっていきます
何も恐ることはない
今の自分で繋がりたい
止まることなく突き進んでいける自分へと変わっていくでしょう
そして最後に【後悔】
あ~やってしまった…
また同じミスをしてしまった…
あの時なんで気付かなかったんだろう…
そんな自分を傷付ける言葉ばかり浮かび、自分をナイフで刺すように痛めつけてしまう
そんな【後悔】
過去の出来事を無かった事にしたい
記憶を消し去りたい
こんな自分なんかいなくなりたい
そんな思いに埋め尽くされてしまいます
何故そんな事が起こってしまうのでしょうか
誰も失敗したくて失敗したわけじゃない
間違いたくて間違ったんじゃない
その時は、その時点で最善の選択をし、自分の中で一番いい行動をしていたのに…
その時は…です
じゃあ誰がその時の自分を責めているのか?
それは、今の自分
それも成長した自分です
その時には無かった選択肢や方法を知っている自分
【後悔】を受け入れるということは、その成長した自分に気付くということでもあります
しかし、ずっと後悔し続けているとそんな自分には気付くことは出来ません
【後悔】を受け入れた先にあるもの
それは
【智恵】
過去の失敗や間違いから学び、選択肢や方法が増えていき
それが【智恵】へと変わっていきます
ネガティブな感情を乗り越えた先に待っているもの
ご自身の体験と重なる部分はあったでしょうか
辛いと思う経験でさえも、その先に待っている成長があります
その成長を信じて前に進むしかないですよね