私はコンピュータに関する仕事や、専門的な教育を受けたことがありません。もちろん、高校でやっている教科「情報」の授業も受けたことがありません(年齢はそれ以上ということです)。資格についても、ワープロ、表計算、プレゼンテーション、プログラミングについても全く持っていません。
できることは、Windowsのクリーンインストール、部品からパソコンを組み立てること、業務に困らない程度のWord、Excel(マクロを含む)等のアプリケーションの操作、Visual Basic.NETのプログラミングくらいでしょうか。また、職場ではWindows Serverの管理を任されていますし、自宅ではCentOSによるファイルサーバーを構築しています。また、Prepar3Dの構築も全部自分でできます。
変だなあ、と思う人もいるでしょうね。学歴については修士の学位を持っています。もちろん、コンピュータに全く関係ありません。わからないことを人に質問することは、もちろんあります。私が質問するときは大体次の3つに限られます。
(1) 自分で調べ尽くしても、全然わからなかったり、聞いた方が明らかに早いと思ったとき。
(2) 全く興味がないことで、さっさと終わらせたいとき。
(3) 教えてくれようとする人の、機嫌をとるとき。
このような、姿勢になったのは紆余曲折あります。パソコンの知識に関してのみお話しします。懐かしいなあと思える人がいたらうれしいです。写真は残念ながら残っていないので、文字だけの記載になります。
1 パソコンとの出会い
小学校3年の時に、叔父からSHARP MZ-80Cを譲ってもらいました。そのときについていた、雑誌(I/O)や月刊「マイコン」を読みふけっていました。プログラムを動かすためには、どうすれば良いかも本体添付のマニュアルを読めばわかりました。BASIC言語についても小学5年には、プログラムの改造や、宿題である計算問題をパソコンにやらせることくらいはできるようになりました。
2 PC-9801との出会い
中学に入学することと同時に、父の職場でもパソコンが普及してきました。我が家でもパソコンを買うことになりました。父の職場の関係からPC-9801シリーズであることは決まっていました。当時ゲームが普及していたMSX2+やX68000、PC-8801SRなどは全く候補に挙がりませんでした。唯一救いだったのが、3.5インチFDDモデルだったことです。なぜかというとFM音源機能が標準搭載されていたからです。
当初PC-9801VX21を購入予定だったのですが、PC-9801UX21とHDD40MBのセットで同じ値段だったので後者になりました。調べればわかると思いますが、CPUにインテル80286(10MHz)相当品(つまりAMD Am80286)、640MBのメモリ搭載、640×400ドット2画面(4096色中16色同時発色可能)、サウンドボード内蔵(FM音源3音、SSG音源3音)という、当時ではハイスペックのパソコンでした。
N88-BASIC(86)というBASICが添付されていて、しゃぶり尽くすようにプログラミングしました。「マイコンBASICマガジン」(通称「ベーマガ」)を定期購読し、2003年の廃刊まで買い続けました。プログラミングに関する知識は、すべてこのベーマガです。今でも、最初のアルゴリズムを考えるときには、N88-BASICのコードが出てきます(それを読み替える感じです)。中学3年頃には、三角関数や一次変換をBASICを通して理解していた記憶があります。
3 Visual BasicやTeXとの出会い
Windowsへの以降はWindows98以降になります。大学卒業までPC-9801で頑張りました。先ほども申したとおり、修士の学位を持っております。研究活動に伴いWindows環境が必要になりました。いろいろコーディングする機会も増えました。MS-DOSコマンド、Linuxコマンド、色々覚えました。Prepar3D.cfgをいじることができるのはこの時の経験からでしょうか。この時から「秀丸エディタ」を愛用しています。もうやめられません。
また、英語の文献を読むことが日常でしたので、文字で書かれている英語については苦もなく読むことができます(学生当時は苦しかったですよ。笑)。最近の困った傾向は動画になって、音声で説明されることが多いことです。はっきり言いましょう。リスニングは全くできません。
現在の仕事に就いてから、業務の効率化のためにVisual Basicを用いてアプリを何個か開発しています。特徴として次の点が上げられます。
(1) 多くが人の手でやっていて、ミスが許されない
(2) 手間がかかり多くの人手がいること
(3) 突き詰めればルーチンワークであること
(4) その仕事ができれば、みんなが幸せになること
はっきり言えば、楽しい仕事ではありませんが、手間がかかりプレッシャーもかかる仕事です。面倒でもあるし、自動化できるものは自動化しようと考えました。Visual Basic.NETにおいて1万行くらいコーディングしたでしょうか。バグを乗り越え、動いたときは本当にうれしかったです。本来なら3ヶ月かけてやることが、3日で終わるようになるんですよ。しかも、誰でもできる。2011年に作成したプログラムですが、Windows10でも元気に動いているそうです。
もちろん、面白くなく思う人もいます。この仕事ができることで、優位性を保っていた(偉そうにしていた)人たちです。みんな、職場を離れていきました(転勤ですよ・・・笑)。大変だと思っていた、「壁」をぶち壊していく。これが私の今の仕事でも課題でもあります。私も転勤があり現在の職場で、同じように「壁壊し」をやっています。
4 コロナウイルスの襲来
本当に危機でした。感染症で亡くなった方には心からお悔やみ申し上げます。感染症対策と同時に、元気な社会を取り戻していくことが大切になります。また、業務形態や今までの価値観も見直される時期になると思います。本当に大切なことは何なのか、真剣に考えていくことが大事になります。暗い気持ちばかりで過ごしていてはいけません。
今がチャンスですよ!!
明るく元気な社会を取り戻すために、今日を生きることができなかった人のために。
駄文を締めたいと思います。