結婚式とハネムーンを2007年2月に済ませ、ハワイから帰ってきて2週間、明日にも新居となるアパートの契約をしに行こうとしていた頃。新生活に張り合いも出てきてイチャイチャ楽しい日々を送っていた矢先、転勤の辞令が出た。なんと、中国地方→東北地方へ!まるで桃鉄、はたまた所さんのダーツの旅か。信じられないという思いと不安の中、まさに始まった新婚生活。私自身は、初の転勤と、実家から遠く離れて始まる新たな暮らしに、ワクワクしていた所もあったのだが、夫は違う。結婚生活、山あり谷ありと言われるが、1年目にこんなに谷の深みにハマるとは予想だにしなかった。

「ものは捉えよう・考えよう」という私のプラス志向が夫に効く訳もなく、谷の底なし沼に足を取られる毎日。新たな仕事場でも、育った土地柄の違いによる性格のギャップにストレスをためる中、これではダメだ!と気晴らしをすることに。

東北へ移住して最初の1年は、毎月のように東北中を旅してまわったが、やはり同じ日本では、どこへ行っても同じという気持ちになってきた。贅沢とは分かりつつ…日本を脱出することにした。

“今の現状からの脱出”で思い浮かぶワードは、ビーチ、南の島
とにかく、暖かく、開放的な場所へ高飛びしたかった。しかし予算的には、かの有名なタヒチへは行けない。一人23万円もの大金ははたけない。予算的には、一人10万円。これがギリだ。厳しくも予算を言い渡すと必死に調べ上げた夫。そして見つけてきたのが灼熱の国、バリ

やはり格安海外旅行と言えば、HISだ。サーチャージなしで5日間、56000円~となっていた。しかしこちらが希望するのは7日間。ホテルも旅行会社指定ではなく、HISでは取り扱っていないヴィラ。羽田を使わず、関空へ。というわけでHISとの交渉が始まった。