こんばんは!
朝起きたら全身打撲のような状態になっていた
アラフォー獣医師 浜崎菜央です。
なんででしょうね?
最近朝夕が冷えてきて、季節が秋にシフトしはじめてる感じ。
こういう時期って体調崩しやすいよね~
ってよく人では言われてますよね。
人だけじゃないんですっ
わんちゃんねこちゃんも、春先と秋口は体調を崩しやすいんですよ。
(って科学的に立証したわけじゃなくて、感覚的なものね。)
例えば、持病がある子たち・・・
だいたい、春先・秋口に状態が崩れます
腎臓病の子は特にそういう傾向にあります。
悪くなって、集中治療して乗り越えらえると、次の春までは意外と状態が安定したり・・・
代診のときに、集中治療したものの、全く良くならず、
「もう厳しいですね・・・おうちでゆっくりすごしましょうか」
と飼い主さんがおうちで看取るという判断をし、それっきりになった子がいました。
「亡くなっちゃっただろうね・・・」
と言って半年
「あれからすっかり元気になって、見違えるようになってたの。でも、昨日から・・・」
と来院されたことがありました。
あれから復活したんだということにびっくりしたことと、
ちゃんと半年周期で調子が崩れるものなんだ・・・と不思議に思ったことを
今でも覚えています。
科学的な立証はないけれど、
だいたい持病がある子たちは、春先・秋口に調子を崩します。
シニアの子たちに多い『慢性』的な疾患・・・心臓病・腎臓病・肝臓病なども、
この時期に調子を崩しやすいです。
(私の愛猫ラムちゃんも、春と秋調子を崩してました。←慢性腎不全)
シニアの子をもつみなさん、気をつけて
病気のシグナルがもう出ているかもしれませんよ?
毎日過ごしていて気づくことって結構あるんです。
お水を飲む量
おしっこの量
食欲や元気
目やに・涙の量
こんなことからでも、病気のはじまりかもってわかることがあるんですよ。
人だと「あ~なんか調子悪いな~」って口に出せるけど、
わんちゃんねこちゃんたちはその一言が言えないから、
こういうシグナルを受け取ることが大事なんです
見落としていると、もっと進行してから病院に行くことになってしまうから。
なるべく早いうちに治療したほうが解決できるからね
シニア犬セミナーでは、いろんな病気のシグナルもお伝えしますよ
いろ~んな病気にリンクしていくこともあるので、
シニア期のわんちゃんねこちゃんを飼っている方にはぜひ知っていてほしいこと。