久しぶりに乳がん経過観察のお話です。
今年の２月末に日本に一時帰国をし、その後日本滞在記をゆっくりと書いていて、すっかり置き去りにされていましたが、2024年の２月から5月にかけては乳がんに関する検査や診察が目白押しでした。
２月： 乳腺MRI検査、乳腺外科医の年１回の診察、腫瘍内科医の診察、血液検査
３月： 腫瘍放射線治療医の年１回の診察
４月： 婦人科医の年１回のチェックアップ
５月： 骨密度検査、腫瘍内科医の診察
そのうちのいくつかを記録したいと思います。
まず、２月初めに乳腺のMRIを受けました。
その時の記事
私は、超が付くほどのデンスブレスト（高濃度乳腺）で、私の乳がんはステージ２になるまでマンモグラフィーでも見つけられませんでした。
このため、乳がん術後の経過観察の検査では、マンモグラフィーに加えて乳腺エコーも加えてもらっているのですが、昨年健側に怪しい物が見つかり針生検になってしまったため、今年は乳腺外科医からMRIのオーダーが出ていました。
結果は問題なく安堵したのですが…。
MRI検査の数週間後、乳腺外科医の診察を２月下旬に受けました。
オフィスは無機質な感じ～。
診察時は、こんな不織布の使い捨て袖無し検査着に着替えます。
外科医は部屋に来るなり、まずMRIが異常無しだったことを説明し、続けて
「今年は問題なかったので、これから１年はマンモグラフィー１本で行きましょう」
と言いました。
「えーーーーーー！！😰そんなの心配です。せめて次回（来年）エコーは受けられないんですか？」
と私がいうも、ドクターは
「エコーで乳がんが見つかっても、マンモグラフィーで後から見つかっても生存率に変わりないから。」とバッサリ言われました💦
いや…生存率とかそんなんじゃなくて…健康で生きている時間のほうが重要で…
ドクターは続けて、「保険がカバーしない可能性もあるから。また２年後にMRIのオーダー出すからそれまではマンモグラフィー１本ね。」
と言われて終わったのです…。💧
それは、ドクター的には私の今の経過だとマンモ１本で大丈夫と太鼓判を押されてること？
そう理解すれば気持ちは軽くなるのでしょうが、乳がん発覚時のマンモグラフィーで見つからなかった苦い経験があるだけに...
かなりモヤモヤ…。
🕰️
その後、３月に腫瘍放射線治療医の診察がありました。
こちらの先生に、「私、外科医の先生からこれから１年間はマンモグラフィーだけの検査で良いと言われたんですが不安です。だって、私はデンスブレストだから…。」と話すと、先生も私の気持ちを理解してくれたものの、
「触診を私もするし、各ドクターから毎回してもらって、自分でも何か気づくことがあったらすぐに連絡して。」
と言われる程度で終わってしまいました。😢
再びモヤモヤ...
🕰️
そして４月。
今度は、年に１回の婦人科医の検診がありました。
その際に、乳がんの経過について報告して、今回の件も話すと婦人科医（Dr.T)は、
「あなたは高濃度乳腺だから、エコーは是非受けたほうが良いわ。私がオーダー出してあげる。」
と言ってくれました！！
続けて、「保険がカバーしない可能性もあるけど…。うちのオフィスでもエコーできるのよ。うちでやる場合、自費となったら$165だけど、保険会社には事前にカバーするか確認するから。」
と言いました。
$165?? 悪くないじゃん！
勤務先の病院でエコーを自費で受けた場合、おそらく$300近くになったかと思います。
それなら、仮に自費になってもぜひ受けたい！！
というわけで、無事エコーが受けられることになりました！
ちなみにこのDr.Tは、私に乳がんの告知をした先生です。（電話で）
毎年彼女のオーダーでマンモグラフィーによる乳がん検診を受けていたのに、癌が見つからずにその数か月後に癌が発覚したということもあり、デンスブレストに対する乳腺エコーの必要性を強く感じているのだと思います。
乳がんの術後のフォローアップ検査は、毎年マンモグラフィーを８月に受けて、その半年後にエコー（今年はMRI）というスケジュールのため、今年も8月にマンモ、来年の２月にエコーを受ける予定です。
この婦人科医は、骨粗しょう症の私が今年骨密度検査を受ける年なので、そのオーダーも出してくれました。
そして、今月骨密度検査も受けてきました。
そちらについては、また後日書きます。
あと！腫瘍内科医の診察でショッキングな出来事もありました。
そちらについても後日書きます。
乳腺外科医から経過観察の検査はマンモグラフィーだけで…と言われたときのメンタル天気： 落雷