私は助産師として30年
現在も妊娠、出産、産後、婦人科の病気など
あらゆるライフサイクルの女性にケアを行っています
女性の力を引き出し
サポートできる存在になりたいと助産師の道を選びました
病院に就職して仕事中心の毎日
夜勤など不規則な勤務体系で働き、余裕のない日々・・・
カラダも心もいっぱいになり
自律神経失調症や不眠に悩むようになりました
めまい・動悸・疲れているのに眠れない、
「もうこんな時間、もう4時、あと2時間しか寝れない」と焦って
余計に眠れなくなることもありました
医師から薬を処方してもらいましたが、
一時的に改善しても、またぶり返してしまいます
致命的だったのはストレスが大きくなりすぎて
無意識に手が震え、採血や注射ができなくなったのです
患者さんの腕に針を刺そうとするとカラダの芯から震えてくるのです
助産師の手がブルブル震えているのを見ただけでも怖くないですか
それで自分の腕に針をさされるとしたら・・・
想像しただけでも「やめて~」となりますよね
仕事に対する自信を失い、退職
無力感、自信の喪失、孤独感に苛まれ、沈んだ気持ちになり
毎日泣いて過ごしていました…
いろんなことを乗り越え助産師になるという夢も叶えたのに、
人生ではじめての挫折でした
→続く