私は助産師として
産科に勤務しています
産婦さんが
満足できるお産となるよう
お手伝いさせていただいています
ある夜、予定日近くになられたA さんが
「陣痛がはじまりました」
といって入院してこられました
Aさんが安心して分娩経過を
過ごせるよう、表情や態度に
注意しながらマッサージをしたり、
肩や腰に手を当てたりしていました
私が側を離れようとすると、
Aさんが不安そうな表情になるので、
できる限り側につき、
「上手に呼吸ができていますよ」
「赤ちゃんも頑張っていますよ」
などとポジティブな表現で
声をかけていくよう心がけました
助産師の役割として
産婦さんがお産の経過を
乗り越えることができるよう
サポートするということだと思います
お産を終えてAさんにお会いした時に
「納得のいくいいお産ができました
私の思いや体調に耳を傾けてもらって
ありがとうございました」
その一言で、疲れた身体を癒してくれました
私の気持ちがホッとあたたかくなって
また、頑張ろうと思いました
お産に関わった方からの温かい言葉が
やりがいを感じるとともに
産婦さんから支えられているのだと感じています